下村治博士の生誕100年をお祝いする会
2010年は設備投資研究所の初代所長である下村治博士の生誕100年にあたります。下村博士が大きな役割を果たした池田勇人内閣の「所得倍増計画」から50年、1989年に亡くなる直前まで批判し続けた「バブル経済」が崩壊してから20年が経過しました。近年の経済的混迷を受けて、問題解決のヒントを探るべく、下村博士の足跡を振り返る動きも見られます。
設備投資研究所では、下村治博士の生誕100年を記念し、2010年11月8日(月)にお祝い会を開催しました。会には下村治博士にゆかりのある研究者や有識者などを中心に、約100名の参加がありました。下村治博士のご長男、下村恭民法政大学名誉教授や、設備投資研究所で親交の深かった宇沢弘文東京大学名誉教授などからご挨拶をいただき、下村博士にまつわる数々のエピソードなどをご披露いただきました。