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国際シンポジウム
「地球環境問題を考える―日本に何を期待するか」

開催概要

開催日 1995年11 月6日(月)~11月8日(水)、10日(金)
会 場 日本開発銀行本店、箱根小田急山のホテル、経団連会館
主 催 日本開発銀行設備投資研究所、財団法人日本経済研究所
内 容

1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)」では、地球温暖化、生物多様性など、人類にとって共通の課題である地球環境の保全と持続可能な発展が議論されました。1972年にストックホルムで開かれた「国連人間環境会議」で主な議題となった地域的・局所的な環境破壊と比較すると、地球環境問題は本質的に性格の異なる問題であり、経済理論的にも政策的にも困難な問題と考えられています。

設備投資研究所では、地球温暖化に象徴される地球環境問題に関して社会的共通資本の観点から研究するために所内に創設された地球温暖化研究センターを中心に、ノーベル経済学賞受賞者を含む世界の代表的経済学者をお招きし、「地球環境問題を考える」と題した次の2つの国際シンポジウムを1995年11月に開催しました。

(1)箱根シンポジウム(JDB Symposium on the Environment and Sustainable Development):1995年11月6日(月)~8日(水)

地球環境と持続的経済成長に関して、独創性の高い研究成果を報告するとともに、参加者の専門的視点に基づき、忌憚のない意見交換を行う機会をもちました。学術的で極めて専門性の高い研究論文発表の場となりました。

報告者・討論者(敬称略・アルファベット順 / 五十音順)
Sara Aniyar(The Beijer International Institute of Ecological Economics)
Kenneth J. Arrow(Stanford University)
Partha Dasgupta(University of Cambridge)
Dale W. Jorgenson(Harvard University)
Karl-Göran Mäler(The Beijer International Institute of Ecological Economics, and Stockholm School of Economics)
Mohan Munasinghe(University of Colombo, and The World Bank)
William D. Nordhaus(Yale University)
Martin L. Weitzman(Harvard University)
Peter J. Wilcoxen(University of Texas at Austin)
浅子 和美(一橋大学)
阿部 顕三(大阪大学)
石川 経夫(東京大学)
岩井 克人(東京大学)
宇沢 弘文(東京大学・日本学士院)
奥野 正寛(東京大学)
清野 一治(早稲田大学)
國則 守生(日本開発銀行)
黒田 昌裕(慶應義塾大学)
篠原 総一(同志社大学)
新保 一成(慶應義塾大学)
堀内 行蔵(法政大学)
間宮 陽介(京都大学)

プログラム[PDF: 33K](箱根シンポジウム)


(2)東京シンポジウム(Symposium on the Environment and Sustainable Development: Roles of Japan with Regard to Global Environmental Issues):1995年11月10日(金)

東京・大手町の経団連会館で公開シンポジウム(パネルディスカッション)を開催しました。箱根シンポジウムの成果を踏まえて、地球環境と持続的経済成長の関係について啓蒙的な議論を展開するとともに、この問題に対して日本に何を期待するかを討論しました。学界、実業界、政策立案当局などから400名以上の方にご参加いただき、大変質の高い有意義なシンポジウムとなりました。

パネリスト・コーディネーター(アルファベット順)
パネリスト Professor Kenneth J. Arrow(Stanford University)
Professor Partha Dasgupta(University of Cambridge)
Professor Dale W. Jorgenson(Harvard University)
黒田 昌裕 教授(慶應義塾大学)
Professor Karl-Göran Mäler(The Beijer International Institute of Ecological Economics, and Stockholm School of Economics)
Professor Mohan Munasinghe(University of Colombo, and The World Bank)
Professor William D. Nordhaus(Yale University)
Professor Martin L. Weitzman(Harvard University)
コーディネーター 宇沢 弘文 教授(東京大学名誉教授・日本学士院会員)

プログラム[PDF: 29K](東京シンポジウム)

東京シンポジウムの記録
Symposium on the Environment and Sustainable Development(英文)
地球温暖化と経済成長(和文)

東京シンポジウムの様子

  • シンポジウムを前に皆で記念撮影

  • ケネス・アロー教授によるスピーチ

  • パーサ・ダスグプタ教授によるスピーチ

  • デール・ジョルゲンソン教授によるスピーチ

  • 黒田昌裕教授によるスピーチ

  • ウィリアム・ノードハウス教授によるスピーチ

  • カーリヨラン・メーラー教授によるスピーチ

  • マーティン・ワイツマン教授によるスピーチ

  • モハン・ムナシンゲ教授によるスピーチ

  • コーディネーターの宇沢弘文教授

  • ディスカッションに臨むパネリストの皆さん

  • シンポジウム後のパーティーの様子

最近の研究成果

2019.10.31設研リサーチノート

観光ビジョンの中で見えてきた課題と今後の方向性

(奥 直子)

[PDF:1.2M]

2019.10.18ディスカッションペーパー

Corporate Governance Compliance and Firm Value: A Cultural Perspective

(Orihara, Masanori and Arman Eshraghi)

[PDF:808K]

2019.10.17ディスカッションペーパー

Long-term Financial Performance of Corporate Social Responsibility, External Governance from Foreign Stockholders, and Regional Stakeholders

(Shirasu, Yoko and Hidetaka Kawakita)

[PDF:629K]

2019.09.26ディスカッションペーパー

エネルギー生産性改善と全体効率

(野村 浩二)

[PDF:520K]

2019.08.26ディスカッションペーパー

エネルギー価格変動に対する日本経済の脆弱性―実質単位エネルギーコストの変化要因―

(野村 浩二)

[PDF:1.3M]

2019.07.29経済経営研究

経済経営研究 技術革新と金融活動~日本経済へのインパクト―2018年東大・設研共同主催シンポジウム抄録―

(植田 和男・福田 慎一・中村 純一[編])

[PDF:9.1M]

2019.05.28ディスカッションペーパー

企業のライフサイクルがCSRの情報開示に与える影響

(野田健太郎・松山将之)

[PDF:168K]

2019.05.27ディスカッションペーパー

Trade, Resource Use and Pollution: A Synthesis

(Yanase, Akihiko and Gang Li)

[PDF:4.6M]

2019.05.20設研リサーチノート

気候変動と金融―TCFD提言を背景に―

(松山 将之・小澤 彩子)

[PDF:1.4M]

2019.05.15ディスカッションペーパー

Who is the Boss? Family Control without Ownership in Publicly-traded Japanese Firms

(Bennedsen, Morten, Vikas Mehrotra, Jungwook Shim and Yupana Wiwattanakantang)

[PDF:1.3M]

2019.05.15ディスカッションペーパー

Do Social Networks Encourage Risk-taking? Evidence from Bank CEOs

(Fang, Yiwei, Iftekhar Hasan, LiuLing Liu and Haizhi Wang)

[PDF:743K]