花崎正晴所長「エコノミスト賞」受賞
2010年3月、毎日新聞社エコノミスト賞選考委員会により、
設備投資研究所長 花崎 正晴 著
『企業金融とコーポレート・ガバナンス―情報と制度からのアプローチ』
(東京大学出版会)
が「第50回(2009年度)エコノミスト賞」の受賞作として選ばれました。
エコノミスト賞は、1960年に創設され、日本経済および世界経済について、実証的・理論的分析に優れた作品に授与されるものです。歴代受賞者から多くの有為な人材を送り出し、「経済論壇の芥川賞」と評されています。
本書は、経済学と実践の両者の第一線に立った視点から、表裏一体の関係にある企業金融とコーポレート・ガバナンスの基礎および応用理論を解説するとともに、その現実性を情報と制度の側面から検証し、「企業とは何か」という問題提起に独自の見解と将来展望を示したものです。
エコノミスト賞授賞式・パーティー
毎日新聞社主催による授賞式・パーティーが2010年4月23日(金)に東京大手町のKKRホテル東京で開催されました。受賞者と出版元の東京大学出版会には表彰状が授与されました。受賞者の恩師である堀内昭義教授からご挨拶をいただいた後、石弘光・選考委員長から選考過程の報告と講評があり、厳かななかにも和やかな雰囲気で行われました。
その後行われたパーティーには、多くの経済学者や関係者の方にご参加いただきました。設備投資研究所顧問宇沢弘文教授や選考委員の先生などからご挨拶やご祝辞をいただき、終始和やかな雰囲気のうちに終了しました。