花崎正晴所長「エコノミスト賞」受賞
2010年3月、毎日新聞社エコノミスト賞選考委員会により、
設備投資研究所長 花崎 正晴 著
『企業金融とコーポレート・ガバナンス―情報と制度からのアプローチ』
(東京大学出版会)
が「第50回(2009年度)エコノミスト賞」の受賞作として選ばれました。
エコノミスト賞は、1960年に創設され、日本経済および世界経済について、実証的・理論的分析に優れた作品に授与されるものです。歴代受賞者から多くの有為な人材を送り出し、「経済論壇の芥川賞」と評されています。
本書は、経済学と実践の両者の第一線に立った視点から、表裏一体の関係にある企業金融とコーポレート・ガバナンスの基礎および応用理論を解説するとともに、その現実性を情報と制度の側面から検証し、「企業とは何か」という問題提起に独自の見解と将来展望を示したものです。