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職員インタビュー

Interview
自らリスクを取って、
社会に新たな価値を創出する
そんなチャレンジができる場を
求めてDBJへ
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KANAKO SHIMAZAKI
島崎 可奈子
企業金融第5部
新卒で入行した大手邦銀で7年キャリアを積んだ後、新たなチャレンジの場を求めてDBJに転職した島崎。従来の銀行業のモデルでは、もはや社会に提供できる価値に限りがあると感じ、長期的な観点でリスクマネーを供給できるDBJに魅力を感じて入行。以来、グローバルと関わりながら、エネルギー分野を中心に新たな案件を続々と創出している。
  • 2013年
    商学部卒。大手邦銀に入行し、法人営業や国際業務、不動産ファイナンス業務に従事。
  • 2020年
    DBJに入行。企業金融第5部に所属し、国内外のエネルギープロジェクトの投融資案件を担当。
  • 2022年
    DBJ Europeに出向。欧州のインフラファイナンスおよび水素エネルギー関連の案件を担当。
  • 2025年
    帰任後、企業金融第5部に復帰。国内外のエネルギープロジェクトへの投融資や再エネ・水素ファンドを担当。
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新卒で入行した大手邦銀で7年キャリアを積んだ後、新たなチャレンジの場を求めてDBJに転職した島崎。従来の銀行業のモデルでは、もはや社会に提供できる価値に限りがあると感じ、長期的な観点でリスクマネーを供給できるDBJに魅力を感じて入行。以来、グローバルと関わりながら、エネルギー分野を中心に新たな案件を続々と創出している。
Chapter 01
銀行業にも変革が迫られているいま、
企業の成長を本質的に支援したいと転職。
前職ではどのような業務に携わりましたか。
以前に勤務していた大手邦銀では、中小企業への法人営業からスタートし、顧客企業の海外投資を金融面からサポートするアドバイザリー業務を手がけた後、不動産ファイナンス業務に携わりました。そこでは、物流倉庫などのノンリコースローンなどのストラクチャードファイナンスの手法を駆使して支援。海外と関わることのできる案件を志向してキャリアを重ねてきました。
転職を考えるようになったきっかけは何ですか。
私が社会に出てしばらく経った頃から、マイナス金利が導入されるなど、金融のあり方そのものに大きな構造的変化が起こっていると感じていました。私は、金融を通してお客様に近い立場で成長を支援したいという思いから大手邦銀を就職先に選びましたが、従来の融資主体の銀行業では提供できる価値に限界があると、私なりに問題意識を抱くように。銀行も変革を余儀なくされており、必要なリスクを取って新たな挑戦をしなければならない時代になっていると認識し、それが果たせる場に身を置きたいと思うようになったのです。
DBJを転職先に選んだのは、どのような考えからですか。
端的に言えば「投資」ができることに惹かれたからです。DBJは長期的な観点でリスクマネーを供給しており、エクイティを出して自ら株主となって企業の本質的な成長に貢献できることに、魅力を感じました。また、DBJは「公益性」と「経済性」の両立を掲げていますが、採用面接でお会いした行員の方々から、けっしてそれが絵空事ではないことが強くうかがえました。目先の利益にとらわれず、未来の社会のためにどうあるべきかという視点から、皆さん志高く業務に取り組んでいらっしゃり、社会価値と経済価値を共に生み出されている。私もぜひその一員になりたいとDBJへの入行を決意しました。
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Chapter 02
プロジェクトファイナンスを志向し、
入行3年目には欧州駐在の機会も。
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DBJ入行後の経歴をお聞かせください。
エネルギーセクターを担当する部署に配属となり、主に再生可能エネルギーやガス火力といったエネルギープロジェクトへのファイナンスの組成や管理を担うことになりました。前職で不動産ファイナンスに携わる中でストラクチャードファイナンスへの興味が深まり、ダイナミックなプロジェクトへの投融資を経験してキャリアを高めたいと希望したところ、機会をいただきました。海外の出資案件も担当し、スポンサーの立場から発電所が生むキャッシュフローやバリューを上げるためのプロセスにも関与。上司と議論しながら方針を定め、経営層の承認を得て、出資者が集って協議を行うミーティングに参加し、DBJとしてのスタンスを示して発電所の運営に関与していく。自分が意思決定に関与し、アセットの価値向上につながっていくのがとても刺激的で、前職では味わえなかった経験でした。そして3年目から欧州を統括するDBJ Europeに出向し、ロンドンに3年間駐在しました。
早々に海外の現地法人に赴任されたのですね。
ええ。入行時から海外関連業務を望んでいましたが、まさかキャリア入行者の私にこんなに早く海外赴任のチャンスを与えてもらえるとは予想していませんでした。こうした人事にも、多様性を重視するDBJらしさが表れていると思いますし、貴重な機会をいただけたことに感謝しています。
DBJ Europeでは、どのような経験を積まれたのでしょうか。
インフラストラクチャー領域を担当し、様々な案件に関わることができました。欧州のプロジェクトファイナンスのリストラクチャリング案件から、コロナ後の海外空港のリファイナンス、新分野として水素ファンドや水素還元鉄製造への投資、さらにはCCS(Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素回収・貯留)の案件開拓にも奮闘。現地で開催されるネットワーキング会にも積極的に参加し、フランクな雰囲気の中で関係者とリレーションを築き、投融資の機会をうかがって案件化していく。こうした欧州ならではのビジネス文化を経験して、日本の商習慣とは異なる環境下での案件ソーシングを通して自分自身の経験値にもつながりました。また、DBJ Europeは少人数のチームであるため、一人ひとりのカバー範囲が広く、個人に委ねられる範囲が広く、投融資の検討から実行まで、オーナーシップを持ってリードしていきます。当時、DBJが出資した水素ビジネス特化型のベンチャーキャピタルファンドの来日企画を実施し、日系のエネルギー関連会社への知見還元を行うなど、社会にとって利益になると判断したことは自分主導で推進することができ、日々やりがいを覚えていました。欧州での3年間で、欧州の大規模プロジェクトファイナンスからスタートアップ投資までを経験し、幅広い案件に対応できる自信がついてきました。
DBJ Europeから帰任後、現在手がけている業務を教えてください。
再びエネルギーセクターを担当する部署に戻り、現在は主に北米のエネルギープロジェクトに関わっています。具体的には現地の再生エネルギーファンドや、太陽光発電や風力発電、蓄電池関連の案件への投融資を実行管理しており、欧州での経験も活かしながら新たな案件の開拓に取り組んでいるところです。
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Chapter 03
他の金融機関が手がけたことのない案件も
果敢に挑戦でき、後押ししてもらえる。
入行直後、必要な知識やスキルをどうキャッチアップしましたか。
DBJは教育体制がきちんと整えられています。私が所属する部署では、異動してきた新任者に対して数日間に及ぶ研修が行われています。私もそちらに参加させていただき、エネルギー業界に関する知識や、プロジェクトファイナンスの基本的な考え方やスキルを習得しました。以降は実際の業務の中で、先輩方からナレッジを授かりながら知識を強化していきましたが、この導入研修のおかげでスムーズにキャッチアップできました。DBJの行員の方々は皆さん優しく、教え上手な方が多いので、とても恵まれた環境で新たなキャリアをスタートできたと感じています。また、出向弁護士によるレクや、担当者による業界知見共有など、定期的に部内で勉強会が開催されています。実践的な研修も充実しており、学ぶ機会が豊富にあることに感心しています。
業務を通して「DBJならでは」と感じたことはありますか。
DBJ Europeに駐在中、次世代のエネルギーとして注目され、特に欧州が先行している水素分野で新たな案件に挑戦したいと考えていました。しかし、水素分野はまだビジネスとして確立されておらず、技術的なリスクもある。他の金融機関では資金供給が難しいような状況の中でも、果敢に挑戦できるのがDBJです。デット、メザニン、エクイティなどの幅広い金融ソリューションから最適な手法を採ることが可能であり、欧州の水素還元鉄を製造する企業を支援した際は、エクイティを出すことを選択しました。出資して経営の当事者になれば、事業に深く関与することができ、水素還元鉄製造に関するノウハウなども理解できる。そこで得た知見を国内に還元できれば、日本のエネルギー業界の未来にも貢献できると、そんな思いでプロジェクトを推進しました。このように、他の金融機関が手がけたことのない案件が前向きに受け入れられ、むしろ後押ししてくれるのがDBJならではだと思いますね。
DBJにおけるワークライフバランスはいかがですか。
働き方を個人でマネジメントできる環境であり、コロナ禍を経て在宅勤務もいっそう柔軟になっています。たとえば、私のチームは海外とのオンラインミーティングが多く、早朝にミーティングがある場合は自宅から参加後に出社したり、夜間にミーティングがあれば翌日の出社時間を遅らせたりするなど、自分で勤務スケジュールを管理することが可能です。プロジェクトファイナンスを扱う部署の性質上、案件のクロージング間際では業務が集中することもありますが、案件が落ち着いたタイミングで長期休暇を取得するなど、メリハリをつけて仕事に臨んでいます。また、お子さまを抱えながら活躍されている女性総合職の方々もたくさんいらっしゃり、ロールモデルとして参考にできる先輩が身近にいることも心強く感じています。
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Chapter 04
自分の仕事は、社会にどう貢献するのか。
常にその意義を問いながら仕事に取り組むように。
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DBJでキャリアを積み、自分自身がどう変化しましたか。
DBJは政府系金融機関ということもあって、入行前はもっとお堅い組織なのかと思っていたのですが、想像していた以上に自由度が高く、一人ひとりの責任や裁量が大きいと感じています。役職や年次など関係なく、自分のやりたいことを、それが正しいことを裏付ける根拠をもって訴えれば、上司はきちんと受け入れてくださり、納得すればその意見を採用していただける。だからこそ、マーケットの変化などに敏感になり、その中で自分はどんな価値を創出できるのか、常に明確な意思を持って仕事に取り組むようになりました。また、DBJはリスクをきちんと見極めつつも「公益性」を最大限に追求する企業文化であり、個人に収益目標は課せられていません。案件を検討する際には、それが短期的に自行に収益をもたらすかどうかよりも、長期的に社会にとって利益になるのかどうかを考える姿勢が身につき、自分の仕事の意義を絶えず問うようになったことが一番の変化だと思っています。
これからの目標を聞かせてください。
いま携わっているエネルギー分野をいっそう極めて、これからの世界が直面する課題の解決に貢献できればと考えています。生成AIの急速な普及などでエネルギー需要は増大し、カーボンニュートラルを推進しながらそこに応えていかなければならず、解決すべき課題の難度はますます上がっています。エネルギー分野でも様々な変革が求められており、新分野やトランジションへの取り組みをいっそう強化していきたい。チャンスがあれば海外の出資先に出向し、エネルギービジネスの現場を経験して自分ができることを広げていきたいと思っています。そうしてDBJ初となる案件、さらには日本で初となるような案件をこの手で創出し、社会の長期的な成長につながるような仕事を成し遂げていきたいです。
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