株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という)は、2009年6月26日、AGC(旭硝子株式会社、代表取締役社長:石村和彦)に対し、環境格付融資を実施しました。
「DBJ環境格付」は、当行が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
AGCグループは、「より良い地球・社会の実現に貢献」を企業理念に、社会全体から信頼され、成長・発展を期待される企業となることを目指しています。
今回の評価では、(1)板ガラス製造では日本で初めて「全酸素燃焼法」(※1)を導入するなどガラス生産工程の各種改善努力等によりCO2排出量を大幅に削減している点、(2)板硝子協会と協働し機能ガラスリサイクル技術の確立と仕組みづくりを推進している点、(3)フロン類破壊プラントを設置して国内処理量の20%(2007年実績)に及ぶ使用済みのフロン類を回収し、蛍石(※2)へのリサイクルを進め、温暖化防止・オゾン層保護・資源の有効利用に寄与している点、(4)「ガラスパワーキャンペーン」を通して、省エネ効果や防災効果に優れたエコガラス等を世の中に普及させるため、小中学校を対象に出張授業や寄贈を実施している点、を高く評価しました。結果、同社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得するとともに、格付評点が傑出して高いモデル企業のみが該当する「特別表彰」の対象となりました。
DBJでは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後もより多くのお客様の環境配慮経営をご支援して参る所存です。
(※1)全酸素燃焼法…燃料を酸素だけで燃焼させてガラスを生産する方式。空気の約80%を占め、燃焼には必要のない窒素を加熱せずにすむため、エネルギー効率が高まる。
(※2)蛍石…ハロゲン化鉱物の一種。フッ素系製品の原料となる。
【お問い合わせ先】
企業金融第5部 電話番号03-3244-1620
旭硝子(株)に対し、DBJ環境格付に基づく融資を実施~最高ランクの格付を取得、特別表彰の対象に~
2009/07/02
- 融資
関連情報
-
DBJ News
-
取組事例
-
調査研究レポート
キーワードから探す