大王製紙(株)に対し、無利子融資制度*を活用した環境格付融資を実施~製紙業では初の適用~

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、大王製紙株式会社(本社:愛媛県四国中央市、代表取締役社長:井川意高、以下「当社」という。)に対し、DBJ環境格付融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、愛媛県四国中央市他に生産拠点を擁する業界第3位の製紙メーカーであり、「社会が求める製品と信頼を持続可能な形で提供しつつ地球環境と調和した豊かな生活・文化・社会の創造を目指した活動を展開する」という「DAIO地球環境憲章」の下、古紙再利用、地球温暖化対策、森林保護等の環境経営を実践しています。近時、ばい煙発生施設における基準値超過、再生紙の古紙配合率乖離等の問題が発生しましたが、足下では徹底した原因究明に基づく各種再発防止策の効果もあり、地域住民や消費者の信頼を回復しつつあります。

 今回の格付では、上記問題への対応状況はもとより、(1)石炭・重油ボイラーから製紙業界初のバイオマスボイラーへの転換によりCO2排出原単位をグループ全体で90年度比25%以上削減させている点、(2)閉鎖性水域である瀬戸内海の環境保全のため業界トップレベルの排水処理技術で環境負荷を低減させている点、(3)従来困難であった高級紙への雑誌古紙の配合に道を開き、平成19年に大型塗工紙製造設備(N10マシン)を新設後も、引き続き業界平均を上回る古紙利用率を達成している点、を高く評価しました。結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最上級の格付を取得しました。

 DBJは、平成21年7月、財団法人日本環境協会より「京都議定書目標達成特別支援無利子融資利子補給制度」の指定金融機関に選定されました。本制度は、指定金融機関の「環境格付」を取得し、かつ、CO2排出原単位又はCO2排出量を3年以内に6%以上削減するなどの誓約をした企業に対し、地球温暖化対策資金に係る貸出金利に3年間、上限3%の利子補給がなされるものです。今回、「DBJ 環境格付」を取得した当社は、CO2削減誓約に同意したことから、地球温暖化対策資金について、製紙業で初めて本制度を活用することとなりました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。

*正式名称「京都議定書目標達成特別支援無利子融資利子補給制度」


【お問い合わせ先】
 四国支店  業務課      電話087-861-9958
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