JR札幌病院建て替えプロジェクトに対する融資でADFIAP Awardsインフラ部門賞を受賞

 5月10日からバンクーバーで開催されたADFIAP(アジア太平洋開発金融機関協会、※注)の年次総会にて、株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)が実施したJR札幌病院の建て替えプロジェクトに対する融資が評価され、ADFIAP Awardsのインフラ部門賞を受賞いたしました。

 ADFIAP Awardsは、域内の優秀かつ啓発性の高いディールを広く周知し、金融手法・技術の共有を図る目的で、前年度に優れた実績を残したアジア太平洋地域の開発金融機関を表彰するものです。

 受賞対象となったディールは、地域の中核医療機関であるJR札幌病院が、老朽化の進んだ病院建物を建て替えるにあたり、DBJが他機関と協働してプロジェクトファイナンス融資を実施したものです。特別目的会社(SPC)を利用して新築する病院の収益力を活かした資金調達を可能にするとともに、病院事業の所有と運営の分離を実現しました(プロジェクト詳細:http://www.dbj.jp/service/finance/profai/jrsapporohosp.html)。医療機能高度化に伴う地域医療機能の分担並びに地域医療の充実を支援するものとして、このスキームは、今後も多くの病院に応用できるものと期待しております。
 
 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域再生・活性化等に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(※注)ADFIAP概要
正式名称Association of Development Financing Institutions in Asia and the Pacific(アジア太平洋開発金融機関協会)
設  立1976年10月(本部:フィリピン/マニラ)
目  的 アジア太平洋地域の開発金融機関の協調促進、開発金融の調査研究、人材育成等
加盟機関アジア開銀(特別メンバー)をはじめとする42ヶ国・地域、110機関


 【お問い合わせ先】

 国際統括部        電話番号03-3244-1770
 北海道支店        電話番号011-241-4111
0000004329_img1
DBJ News一覧へ戻る