北海道電力(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-「大自然の恵みを活かした環境インフラ構築」認定第1号-

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、北海道電力株式会社(本社:北海道札幌市、取締役社長:佐藤佳孝、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして、平成22年5月に開始したものです。北海道支店では、『大自然の恵みを活かした環境インフラ構築』をテーマのひとつにして、北海道の企業に対して情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 当社では現在、低炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーである太陽光の活用を目指し当社伊達発電所構内で1,000kW規模の大規模太陽光発電所「伊達ソーラー発電所」の建設を進めています。
 また、当社では北海道の豊かな水資源を活用し、優れた運用特性を有する当社初の純揚水発電所(※)「京極発電所」の建設を周辺環境および生態系との調和・保全を図りつつ進めています。

(※)

揚水発電とは、上部調整池と下部調整池を造り、電気の消費が少ない夜間の電力を利用して、上部調整池へ水を汲み上げておき、電気の消費が多い昼間に上部調整池の水を下部調整池に落として発電する方式です。特に、上部調整池への河川流入がなく、発電に利用する水をすべて下部調整池から汲み上げた水によって得る方式を純揚水発電といいます。

 DBJは、こうした取り組みから、北海道の特徴を活かした次世代の環境インフラ構築に資する当社を、北海道支店の「地域元気プログラム(『大自然の恵みを活かした環境インフラの構築』)」の第1号として認定し、融資を実施いたしました。


 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資するお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
北海道支店 業務第一課  電話番号 011-241-4547

DBJ News一覧へ戻る