国立大学法人東京大学「太陽光を機軸とした持続可能グローバルエネルギーシステム」総括寄付講座への寄付について

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、国立大学法人東京大学(総長:濱田純一、以下「東京大学」という。)が平成22年11月に開講した総括寄付講座「太陽光を機軸とした持続可能グローバルエネルギーシステム」(通称:GS+I Global Solar Plus Initiative)に対し寄付を行うことと致しました。

 地球温暖化の進行などを背景に、太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーへの関心が世界的に高まっています。温室効果ガスの排出量を削減し、低炭素社会を構築するには再生可能エネルギーの活用は不可欠とされています。

 なかでも太陽光発電は、我が国が高い技術力を有するとともに国内外での導入可能性が高く、また中長期的かつグローバルな産業構造変革を見越し、21世紀型の成長産業の一つとして育成が期待されております。東京大学は、この大きな課題に対応するため次世代太陽光エネルギーシステムの技術開発、総合的なエネルギー戦略の立案を研究・推進し、あわせて人材の育成を目指すGS+I講座を開講し、東京大学、シャープ株式会社、DBJ、日揮株式会社、電源開発株式会社、関係省庁を中心に産学官連携の研究会を組織しました。DBJはこの研究等の趣旨に賛同すると共に、国内外のファイナンス手法、リスクマネジメントの観点等から同講座に貢献し、その趣旨実現に必要な提言を致します。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、GS+Iへの寄付を通じて我が国の成長戦略を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
地域企画部 公共RMグループ 電話番号03-3244-1750
企業金融第5部           電話番号03-3244-1620
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