『海外における北海道「食」ブランドの確立に向けて~「こだわり」の北海道産食品提供と北海道「観光」ブランドとの相乗効果~』を発行

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下、「DBJ」という。)は、このたび『海外における北海道「食」ブランドの確立に向けて~「こだわり」の北海道産食品提供と北海道「観光」ブランドとの相乗効果~』と題したミニレポートを作成いたしました。

 現在、東日本大震災の発生及び原子力発電所事故等の影響により、海外における日本食及び日本産食品に対する自粛・規制が行われていますが、今後においても、北海道にとって、「食」輸出への取り組みは必要不可欠と考えております。
 当レポートでは、海外輸出に向けての北海道産食品の特徴を整理し、北海道産食品の輸出促進の取り組みとして、(1)海外日本食レストラン等での「こだわり」メニューを通じて北海道産食品の魅力を更に伝達していくこと、(2)北海道からの食品輸出障壁に対する「連携」によるブランド力、価格競争力および販路獲得力の強化、の必要性を考察しております。
 また具体的事例として、本場の味に「こだわり」を持つ北海道ラーメン店の海外進出に伴う北海道産食品の輸出拡大や、道内企業間の「連携」による北海道産アイスクリーム輸出を目指す取り組みを紹介しております。
 そして「観光」に続く「食」における「北海道ブランド」の確立のため、北海道の「食」への「こだわり」の情報発信体制として、(1)北海道産食品のトレーサビリティの充実、(2)「北海道外国人サポーター」認定制度の拡充、さらに北海道内の食と観光の「連携」として、(3)観光地における外国人旅行者向け北海道産食品PR、といった具体策施策を挙げております。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・海外レポート(北海道)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2011&cat=report&area=hokkaido)に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域のお役に立てる情報発信を積極的に行ってまいります。


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