(株)ウェストバイオマスに対し、地元金融機関と共にシンジケートローンを組成-先進的な民間主導型汚泥炭化施設へ融資―

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社ウェストバイオマス(本社:鳥取県境港市、代表取締役社長:三輪陽通、以下「当社」という。)に対し、総額19億円のシンジケートローンを地元金融機関の株式会社山陰合同銀行(頭取:久保田一朗、以下「山陰合同銀行」という。)及び株式会社鳥取銀行(頭取:宮崎正彦、以下「鳥取銀行」という。)と共に組成し、融資を実施しました。

 当社は、鳥取県境港市に本社を置く三光株式会社が主体となって豊田通商株式会社、日本臓器製薬株式会社と共に汚泥炭化処理施設の運営を手掛けるプロジェクト会社です。

 本件は、汚泥処理及び炭化設備を民間会社主導にて建設し、地元山陰エリアの自治体から収集した下水汚泥及び民間企業の産業廃棄物を乾燥・炭化させ有効活用する先進的な事例であり、バイオマス利活用による二酸化炭素等の温室効果ガスの削減と地域経済の発展を促進する極めて意義深い事業であると評価し、3行による共同アレンジャーのシンジケートローンを組成いたしました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、バイオマスエネルギー普及につながるお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

 〔シンジケートローンの概要〕
  アレンジャー:DBJ、山陰合同銀行、鳥取銀行
  エージェント:DBJ
  貸出人:DBJ、山陰合同銀行、鳥取銀行
  金額:19億円

 【お問い合わせ先】
 中国支店 業務課 電話番号082-247-4962
DBJ News一覧へ戻る