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DBJ News

2012年02月16日

[[News]]宇部興産(株)に対し、
「DBJ環境格付」に基づく融資を実施
-累計3度目の特別表彰を受賞-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、宇部興産株式会社(本社:山口県宇部市、代表取締役社長:竹下道夫)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 宇部興産株式会社は、50年以上にわたる製造実績を背景に強固な事業基盤を築いているナイロン原料のカプロラクタムをはじめ、リチウムイオン電池材料、航空宇宙材料、医薬といった広範な分野において独自の技術力を確立している総合化学企業です。特に、電気自動車向けの需要の拡大が見込まれる電解液においては、品質・生産能力共に世界トップクラスの実力を有しております。

 今回の格付では、以下の点を主に評価しました。

(1)低炭素社会の推進に自社の素材・製品が果たす役割を見据え、LCA(ライフサイクル・アナリシス(注1))により、自社の主要製品の環境貢献を定量的に評価する取り組みを推進している点。

(2)植物由来原料を使わない環境に優しい香料の新製法開発(注2)により、従来、原料生産地において引き起こされていた森林破壊やそれに伴う水害問題を解決する等、生物多様性に配慮した取り組み(注3)を積極的に行っている点。

(3)GHG(温室効果ガス)管理システムの運用により、迅速且つ的確に事業所毎の温室効果ガス排出量の把握を行い、着実にCO2排出量を削減している点。

 以上の結果、最高ランクの環境格付を取得すると共に、特別表彰(注4)を受賞することになりました。
 
 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


(注1)製品の原料調達から製造、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルの各段階を通して、環境に対する負荷方法を定量的・客観的に把握する手法。

(注2)従来製造にサッサフラスという天然木材を原料として使用していたマリン系香料について、完全化学合成技術による自社製品「ヘリオフレッシュ®」の開発に成功したもの。現在広く世界の化粧品や香料に利用されている。



 〔ヘリオフレッシュ®について(宇部興産株式会社HPより引用)〕

ヘリオフレッシュ(R)について(宇部興産株式会社HPより引用)



(注3)生物多様性への配慮については、未だ取り組み途上にある企業が多い現状において、自社の経営と生物多様性への配慮を両立させている宇部興産株式会社の取り組みは、これを率先する先進事例として特に高く評価しております。

(注4)特別表彰とは、環境格付においては最高ランク評価の中でも評価点200点(最高点250点)以上の企業に対して、特別に与えられるものです。


 【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1680

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