三菱地所(株)に対し、「(仮称)大手町1-1計画」にかかるDBJ Green Building認証を実施-国際ビジネス拠点としての丸の内再構築に係る最新鋭オフィスビル-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:杉山博孝)がJXホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松下功夫)と共同で開発する物件に対し、DBJ Green Building認証のプラン認証(注)を実施しました。

 今回認証したオフィスビルは、東京都千代田区において開発が進められている「(仮称)大手町1-1計画」(A棟:平成27年度竣工予定、B棟:平成28年度竣工予定)です。

 今回の認証では、(1)高効率の設備システムや高性能外装、高効率の地域冷暖房サブプラント等、最新の環境性能を備えている点、(2)優れた耐震性と帰宅困難者支援機能を含めた各種の防災施策を備え、また72時間超の長時間稼働が可能な非常用発電機に加え、災害時の供給安定性に優れたデュアルフューエル型ガスタービン発電機を導入し、ビルの防災やテナントの事業継続、地域の防災力向上において極めて優れた配慮がなされている点、(3)皇居外苑濠の水質改善のため、濠水の浄化・貯留施設を導入、また環境共生型のコミュニティ広場により、皇居の水と緑と調和した緑地形成を図る等、大手町・丸の内・有楽町地区の魅力を高める極めて先駆的な取り組みを計画している点、等を評価しました。

 その結果、「国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビル」として「Platinum (plan) 2013」の認証を付与しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境や社会に配慮した不動産事業を行うお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


(注)「プラン認証」:竣工前の物件について、その開発計画を元に、環境性能やテナント利便性、その他オーナーや物件関係者との間で予定されている種々の取り組みを、DBJ Green Building認証のモデルを使ってスコアリングし、その開発計画である「プラン」について認証する仕組みのこと。
(参考)
(仮称)大手町1-1計画(東京都千代田区大手町一丁目1番1号、2号)

(仮称)大手町1-1計画

敷地面積約6,898m²(A棟)
約9,339m²(B棟)
延床面積約108,000m²(A棟)
約147,000m²(B棟)
竣 工平成27年度予定(A棟)
平成28年度予定(B棟)
構 造地下5階・地上22階・塔屋2階(A棟)
地下5階・地上29階・塔屋2階(B棟)


Platinum(Plan) 国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされたビル


DBJ Green Building認証制度につきましてはこちら をご覧ください。


 【お問い合わせ先】
 都市開発部 電話番号03-3244-1710

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