『スポーツを核とした街づくりを担う「スマート・ベニュー」~地域の交流空間としての多機能複合型施設~』を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、スマート・ベニュー研究会(委員長:早稲田大学スポーツ科学学術院教授 間野義之)と共同して、『スポーツを核とした街づくりを担う「スマート・ベニュー」~地域の交流空間としての多機能複合型施設~』と題した調査レポートを発行しました。

 わが国は、人口減少社会・高齢化社会が到来しつつあり、今後、国・自治体の財政状況は厳しくなると予想されています。財政状況が厳しくなる中では、効率的な財政支出により都市機能の集約を図る必要があり、その解決策の一つがコンパクトシティの推進であると考えております。

 当レポートでは、コンパクトシティ形成の中核となる交流空間としてスタジアム・アリーナ等のスポーツ施設に着目しています。
 街づくりの中核を担う施設は、公共機能や商業施設等が併設された多機能複合型、民間活力導入、街なか立地、収益力が向上できる施設であることが求められており、これら「周辺エリアマネジメントを含む、複合的な機能を組み合わせたサステナブルな交流施設」を「スマート・ベニュー」と定義付けました。今後20年間に見込まれるスタジアム・アリーナ等の改築・新設の金額規模が2兆円以上あると推計したうえで、改築・新設の機会等において「スマート・ベニュー」の整備推進を提言するものです。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「その他レポート」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2013&cat=report)に掲載されておりますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域にお役に立てる情報発信を積極的に行ってまいります。

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