大森機械工業(株)と共同でインド企業への投資を実施－バリューチェーンコア企業の海外展開を支援－

　株式会社日本政策投資銀行（代表取締役社長：橋本徹、以下「DBJ」という。）は、大森機械工業株式会社（本社：埼玉県越谷市、代表取締役社長：大森利夫、以下「大森機械」という。）の子会社である株式会社大森インベストメントの発行する優先株式の引受を通じ、大森機械と共同で、インド企業への投資を実施しました。

　大森機械は、昭和23年の創業以来、顧客の要望に応えて様々な包装機械を提供してきた包装機械メーカーのパイオニアです。「ユーザーに満足される品質の包装システムを開発し、もって国際社会に貢献する」ことを経営理念とし、難易度の高い包装システム機器を数多く開発するなど、独自に蓄積した高い技術力・ノウハウを有していることから、DBJは大森機械を「バリューチェーンコア企業(注)」に選定しております。

　今般、大森機械では、成長著しいインド包装機械市場へ進出するため、現地の包装機械メーカーであるMulti Pack Systems Private Limited（本社：インド　グジャラート州）を買収し、さらなる海外展開を企図しております。DBJは、バリューチェーン上で重要な役割を担っている大森機械の海外展開を通じた競争力強化に向けた取り組みを支援すべく、リスクマネーの供給を行うこととしました。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、今後も世界での競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(注) 「バリューチェーンコア企業」：高い技術力を有し、バリューチェーン上で重要な役割を担う企業のこと。詳細は、DBJ Monthly Overview 1月号 今月のトピックス No.185「バリューチェーンコア企業のサポートによる産業競争力強化」（https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2012&cat=dbjresearch）参照。
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