株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社はくばく(本社:山梨県南巨摩郡、代表取締役社長:長澤重俊、以下「当社」という。)に対し、山梨県の企業で初となる「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。
「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。
はくばくとは「白麦」を意味し、当社は、創業以来成長の節となってきた「白麦米」をはじめとする精麦事業、「おいしさ味わう十六穀ごはん」などの雑穀事業、「丸粒麦茶」などの麦茶事業を行う「穀物の会社」です。
今回の評価では、以下の点を高く評価しました。
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(1) | | 食品廃棄物の再利用率96%と高い目標を掲げ廃棄物の削減に注力すると同時に、高付加価値化した副産物を環境配慮製品として拡販することで、環境負荷の低減と収益の向上を両立している点 | (2) | | 穀物加工品のトップシェア企業として生産者を指導・支援し、国内外で有機農産物の生産を促進するとともに、「教育確認表」を用いて協力会社等を啓蒙・啓発することで、環境に配慮したサプライチェーンを構築している点 | (3) | | 地元Jリーグチーム「ヴァンフォーレ甲府」と連携した食育推進や、地元の森林整備活動等の地域貢献活動に加え、社長と近隣住民らとの定期的な直接対話を踏まえて法令基準を上回る騒音・悪臭対策等を実施している点 | |
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DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
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