大口酒造(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-本格焼酎業界・南九州地域初の健康格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、大口酒造株式会社(本社:鹿児島県伊佐市、代表取締役社長:向原英作、以下「当社」という。)に対し、本格焼酎業界・南九州地域初となる、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施します。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、良質な水や厳選された原料等を活かし、焼酎王国・鹿児島県において最も飲まれる銘柄の一つである「黒伊佐錦」等を製造する本格焼酎メーカーです。健康経営分野においては、安全衛生委員会をベースに従業員の安全と健康管理に取り組んでいます。

 今回の評価では、以下の点を評価しました。
 (1)有所見者の実態を経年で把握しているほか、定期健診・二次検診ともに受診率100%を達成していることに加え、50・55・60歳社員の脳ドック受診を会社負担とするなど、社員の健康管理を徹底している点
 (2)適切な設備投資等による資本生産性の向上に加え、勤務管理を徹底した結果、残業時間が低位に留まっているほか、メンタルヘルスリスクおよび離職率が非常に低い点
 (3)平成20年から自動車に代えて徒歩や自転車で通勤する社員に対し独自の「エコ通勤手当」制度を導入し、「地球にも家計にも優しく、メタボもさよなら」というキャッチフレーズのもと、環境負荷の軽減と社員の健康増進の両立を目指している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 南九州支店 業務課 電話番号099-226-2666

DBJ News一覧へ戻る