(株)泉精器製作所に対し、シンジケート・ローンを組成-地域のものづくり企業の成長を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社泉精器製作所(本社:長野県松本市、代表取締役社長:志摩寿一郎、以下「泉精器」という。)に対し、総額40億円のシンジケート・ローンを組成しました。

 泉精器は、電設工具と家電製品(電気シェーバー、ドライヤー等)の製造・販売を営む精密機械器具メーカーです。
 電設工具事業では、電線ケーブルを安全に切断・圧着できる高出力かつ小型の充電式油圧工具等の製造技術を有し、同分野において国内トップシェアを誇っています。また、家電事業の主力製品である電気シェーバーでは、往復式・ロータリー式・回転式と3種類あるシェーバーの刃全てを生産できる唯一の国内メーカーとして、国内自社ブランドの「VIDAN」シリーズや米国シェア第2位の「Remington」ブランドの製品を製造しています。

 泉精器は、電設工具事業では、長年培った高い技術と品質を背景に「グローバルNo.1」を実現すべく国内のみならず海外への販売強化を目指すとともに、家電事業においては、電気シェーバーの刃を製造する高度な技術を武器に、米国に加え、アジア地域等での事業拡大を視野に入れています。
 DBJは、甲信地域におけるものづくり産業のグローバル化と競争力の強化に資するこれら泉精器の取り組みを資金面から支援すべく、りそな銀行等の参加によるシンジケート・ローンを組成することとしました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、お客様の成長に向けた取り組みを積極的に支援してまいります。

<シンジケート・ローンの概要>
   組成金額:40億円
   アレンジャー :DBJ
   エージェント :DBJ
   貸出人 :DBJ、りそな銀行等


【お問い合わせ先】
 企業金融第2部 電話番号03-3244-1655

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