(株)日本政策投資銀行と三菱UFJリース(株)が地域ヘルスケア成長ファンドを組成

株式会社日本政策投資銀行
三菱UFJリース株式会社


 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)と三菱UFJリース株式会社(代表取締役社長:白石正、以下「MUL」という。)は、今般、医療機関等向け劣後ローンおよび貸付債権を投資対象とする、地域ヘルスケア成長投資事業有限責任組合(略称:地域ヘルスケア成長ファンド)を組成(総額100億円)することを決定しました。

 わが国では、超高齢社会への本格的な移行を見据えて、健康・医療産業の育成と事業基盤強化の重要性が増しており、政府の「日本再興戦略」等においてもその推進が掲げられています。健康・医療産業の中核的存在である医療機関等においては、老朽化した病院の建替や医療機器の更新等による医療機能の高度化、今後の地域環境に対応した医療体制の構築に向けた取り組みが進められています。
 DBJとMULは、こうした医療機関等の取り組みを促進するため、地域金融機関等とも連携しながら、これまでのファイナンスソリューションとナレッジの蓄積を活用しつつ、新たに本ファンドを通じて劣後ローン等を活用したリスクマネーを供給することとしました。

 当ファンドの運営は、DBJとMULが折半出資で新設するヘルスケアファイナンス株式会社が行い、医療・介護専門の経営支援ファンドであるトリニティヘルスケアファンド(平成19年設立)の運用実績を有するヘルスケアマネジメントパートナーズ株式会社(代表取締役社長:村山浩)と連携しながら、地域医療機関等を対象に、最適なファイナンス・サービスを提供し、地域医療機関等の成長と事業基盤の安定化支援に取り組んでまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第6部 ヘルスケア室 電話番号03-3244-1730


〔ファンドの概要〕
 (1)名称地域ヘルスケア成長投資事業有限責任組合
 (2)ファンド規模100億円(当初)
 (3)出資者無限責任組合員(GP):ヘルスケアファイナンス(株)
有限責任組合員(LP):DBJ、MUL
 (4)期間投資期間3年、存続期間8年(但し、必要があれば、投資期間で2年以内、存続期間で2年以内の延長を行うこともあります)

〔運営会社の概要〕
 (1)名称ヘルスケアファイナンス株式会社
 (2)資本金3百万円
 (3)株主DBJ(50%)、MUL(50%)
 (4)本社所在地東京都千代田区

〔ファンドのスキーム図〕
0000015910_img1
DBJ News一覧へ戻る