本邦企業のアジア展開を金融面から支援-タイ最大手企業グループとファンドを設立-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、このたび、中国および東南アジアで事業展開しているタイ大手企業グループであり、中国最大の外資系企業グループであるCharoen Pokphand Group(グループ会長:Dhanin Chearavanont(漢字名:謝国民)、以下「CP Group」という。)と、本邦企業のアジアでの事業展開およびアジア企業との連携等を金融面から支援するため、「縁ファンド」を設立することとしました。なお、本ファンドの運営にあたり、DBJ関連会社の株式会社ADキャピタル(代表取締役社長:豊島俊弘)の協力を得る予定です。

 少子高齢化、人口減少に直面する日本にとって、アジア諸国の経済成長を積極的に取り込むことは喫緊の課題です。また、アジア諸国においても、さらに効率的に経済発展を加速させていくことは重要です。

 こうした中、DBJは、幅広いバリューチェーンを有し、現地に根付いた堅実な事業展開を行っているCP Groupと協力し、優れた製品・技術・サービス等を持つ本邦企業のアジアへの事業展開等を支援する枠組みとして、日本とアジアを繋ぐ「縁」を大切にしたいとの由来から「縁ファンド」を共同で設立することとしました。

 DBJとCP Groupは、本ファンドを通じ、対象企業に対してCP Groupの実業を通じた付加価値付けを行うことで、アジアに進出する本邦企業が成功を収め、現地経済に貢献できるよう支援したいと考えています。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、海外でのさらなる成長を目指しているお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業投資部 電話番号03-3244-1140
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