ＪＦＥエンジニアリング（株）が取り組む「津バイオマス発電事業」への共同出資およびプロジェクトファイナンス方式によるメザニンローンを実施

　株式会社日本政策投資銀行（代表取締役：橋本徹、以下「DBJ」という。）は、JFEエンジニアリング株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：狩野久宣、以下「JFEE」という。）が木質バイオマスによる発電事業（以下「本件」という。）を行うために設立した株式会社グリーンエナジー津（本社：三重県津市、代表取締役：金森聖一）に対し、JFEEと共同出資を行うとともに、プロジェクトファイナンス方式による本件全体のアレンジメントの実施およびメザニンローンの供与について合意しました。

　JFEEは、JFEグループにおいてLNG関連プラントや廃棄物処理プラント、橋梁をはじめとする鋼構造物等を手掛けるエンジニアリング会社で、近年はバイオマス発電プラントや廃棄物発電施設の建設、電力小売事業への参入等、電力ビジネスにも注力しています。

　本件は、JFEE津製作所敷地内に、未利用間伐材等を燃料とする発電出力約20MWの発電所を建設するもので、地元の未利用材を活用することで、津市が推進するバイオマス産業都市構想にも合致するものです。

　DBJは、本件全体のリード・アレンジャーとして、シニアローンのアレンジャーである株式会社百五銀行（本店：三重県津市、頭取：上田豪）、三井住友信託銀行株式会社（本店：東京都千代田区、取締役社長：常陰均）と協力し、本件のアレンジメントを行うとともに、JFEEとの共同出資およびメザニンローンを実施することで、地域経済活性化に貢献する本件をサポートしていきます。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、地域経済の活性化を積極的に支援してまいります。


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