古河機械金属(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、古河機械金属株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮川尚久、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、明治8年の創業以来、銅山事業を起点に鉱山開発により培った技術を応用して機械や電子材料、化成品等の幅広い分野にて事業を展開するとともに、積極的に環境貢献に取り組んでいます。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1)電動式ユニッククレーン(トラック搭載型クレーン)、トンネル工事用電気集じん器、第3次排出ガス規制に対応する油圧クローラドリル等、各事業分野においてさまざまな社会課題の解決に貢献する製品を開発し、提供している点
(2)自社製品による環境貢献を可視化するため、ユニック事業全体でのCO2削減貢献量の集計を新たな側面にて開始している点
(3)足尾地区での鉱山修復を始めとする生態系保全活動の推進に加え、CSR調達勉強会の開催や、調達先での環境保全や雇用労働に関する実態調査の実施等、サプライチェーンでのCSR配慮を進めている点

 その結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1125

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