当ファンドは、被災地域の復興・成長に資する事業を行う企業の資金調達ニーズに迅速かつ柔軟に対応し、地域の成長と活性化を支援するため、平成26年12月に設立されました。
当社は、南相馬市の総合建設業者であり、港湾・道路・上下水道等の土木工事や土壌改良工事、住宅・工場・医療施設等の建築工事などに幅広く取り組んでいます。東日本大震災では、甚大な被害を受けましたが、地域インフラの核を担う企業として、復旧・復興工事に取り組んできました。
当社は、平成26年5月に庄司現社長への経営の承継を行いましたが、今後のさらなる成長を企図して、新たに設立した株式会社庄司ホールディングスを通じたMBOにより資本(株式)の承継を行うこととしました。
本件は、地域インフラの核を担う企業として復旧・復興工事に取り組む当社の事業承継を支援するものであり、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものとして実施されたものです。
DBJ、七十七銀行およびREVICは、引き続き、当ファンドによる企業への投融資等を通じ、被災地域の復興・成長を支援してまいります。
(注)「MBO(マネジメント・バイアウト)」:経営者(経営陣)が、金融機関から資金調達を行うなどして自ら会社の株式をその所有者から買収し、所有と経営を一致させるM&A手法。
【お問い合わせ先】
東北支店 企画調査課 電話番号022-227-8182
【当ファンドの概要】 | ||||||||||||||||||
|
【当ファンドのスキーム図】
