(株)川北電工に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-建設業初の健康経営格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社川北電工(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:田中陽一郎、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、重要な社会インフラである電気・通信・情報化関連設備の設計・施工・保守およびエンジニアリングを行う総合電気設備工事業者です。健康経営分野においては、安全の確保と技術の向上をスローガンに、労働安全衛生活動を主体として従業員の快適な職場環境づくりに努めています。

 今回の評価では、以下の点を評価しました。
(1)OHSAS18001認証とISO9001認証を統合したSQマネジメントシステムの下、安全面では、品質を含む定量的なアセスメントに基づきリスクを抽出し、定期的な訓練等を通じその低減を図っており、また、健康面では、定期健康診断の100%受診を継続的に達成するなど、従業員の労働安全と健康確保の両面からPDCAサイクルを運用している点
(2)部署ごとに定期健康診断の結果をデータ管理し、有所見者数や再検査の受診状況等について把握した上で、二次検診対象者には個別の健康リスクや改善方法に関する情報発信を積極的に行い、二次検診受診率の向上に努めている点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 南九州支店 業務課 電話番号099-226-2666

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