(株)三井住友銀行、三井物産(株)との合弁エクイティファンドの設立について-国内企業のさらなる成長をサポート-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社三井住友銀行(代表取締役頭取:國部毅、以下「SMBC」という。)および三井物産株式会社(代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」という。)と、3社の合弁により新たなエクイティファンド(仮称:「MSDファンド」)を設立することに合意しました。今後、ファンド運営会社を設立した上で、本年10月頃にファンドを組成し、その運用を開始する予定です。

 現在、わが国の企業の多くは、国内市場の競争激化等厳しさを増す外部経営環境や、後継者不在による事業承継問題等への対応に迫られており、収益性・生産性の向上、売上・シェアの拡大、成長戦略の策定・実行、経営管理体制の強化、人材の確保・育成といった多様な経営課題に直面しています。MSDファンドは、DBJ、SMBCおよび三井物産が有するネットワーク、ノウハウ、人材を活用し、こうした企業の経営課題に共に取り組み、それに必要なリスクマネーを供給し、より一層の成長をサポートすべく合弁3社にて新たに設立するエクイティファンドであり、それぞれが擁する投資業務の豊富なノウハウ・実績を有する人材が、その運営に直接あたります。

 DBJは、本件について、成長資金市場の創造・発展をより一層加速するための自主的取り組みとして平成27年6月29日に創設した「成長協創ファシリティ」の対象案件として、出資を実施する予定です(「成長協創ファシリティ」の詳細は、平成27年6月29日付プレスリリースをご覧ください)。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、MSDファンドの取り組みを通じ、国内企業の成長を支援し、わが国経済の活性化に貢献してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンス部 電話番号03-3244-1351
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