(株)日本マイクロニクスに対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社日本マイクロニクス(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:長谷川正義、以下「日本マイクロニクス」という。)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災および事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 日本マイクロニクスは、昭和45年の創業以来、半導体、LCD(液晶ディスプレイ)検査・計測機器のリーディングカンパニーとして、日々進化を遂げるITデバイスの品質や性能、信頼性を支える機器・装置を提供してきました。特に、半導体量産工程においてウェーハの電気的特性検査に使用される「プローブカード」では、世界トップクラスのシェアを有しています。

 今回の評価では、以下の点を高く評価しました。
(1)定期的な防災訓練や安否確認訓練の実施等により、充実した企業防災体制を構築している点
(2)全社リスクマネジメント委員会を事業部門と各ワーキンググループというマトリクス構造で組織し、経営上のさまざまなリスクへの対処を、平時より積極的に実施している点
(3)サプライチェーンの上流事業者を代替可能性など複数の視点から評価し、調達先の分散化等のリスク低減措置を講じている点

 その結果、日本マイクロニクスは「防災および事業継続への取り組みが優れている」という格付を取得しました。

 DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第2部 電話番号03-3244-1660

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