山口合同ガス(株)に対し、「DBJ BCM格付」および「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-2年連続の格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、山口合同ガス株式会社(本社:山口県下関市、代表取締役社長:河野孝正、以下「当社」という。)に対し、「DBJ BCM格付」および「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災および事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
 また、「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。中国支店においては、「中国地域をもっと元気にする三本の矢!」をテーマに、ものづくり産業の競争力強化に加え、社会経済インフラの防災力の強化、医療福祉・情報通信サービスの整備、人材・雇用形態のダイバーシティの促進等の取り組みを、情報面・資金面からサポートしています。

 当社は、山口県内8区域を供給エリアとする都市ガス事業者です。「最適エネルギーを供給し、最高に親切な会社を目指す」というスローガンのもと、業務品質向上に向けたさまざまな取り組みを実施することに加え、地域特性上各地に点在する大口需要家のために導管投資を継続的に実施し、大口向け販売量を大幅に増やすなど、地域社会に対して都市ガスの安定供給および保安の確保に努めています。

 今回の「DBJ BCM格付」評価では、以下の点を評価しました。

(1)平成26年4月に宇部市ガス事業部を引き受けた後、域内のガス供給サービスや保安防災対策に係る体制などの再構築を迅速に整備した点
(2)防府工場の建設など、安定したガス供給に向けて調達・生産リスクの低減に資する投資を継続している点
(3)公共の避難所をはじめとした地域の活動拠点に、ガス供給設備の増強を自主的に実施している点

 その結果、当社は「防災および事業継続への取り組みが優れている」という格付を取得しました。

 また、本件は、山口県内に敷設されているガス配管の更新資金を使途としており、地域に必要な社会経済インフラの防災力の強化に資することから、中国支店の地域元気プログラムの対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、有事における事業継続の推進や地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 中国支店 業務課 電話番号082-247-4948

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