(株)十六銀行との協働による東海地域中核産業支援ファンドの組成について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社十六銀行(本社:岐阜市、代表取締役頭取:村瀬幸雄、以下「十六銀行」という。)および十六リース株式会社(本社:岐阜市、代表取締役社長:村松肇)と協働して、東海地域の中核産業を支援するため、「東海地域中核産業支援投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)の組成を決定しました。

 岐阜県・愛知県には、航空機や自動車産業をはじめとした製造業企業が数多く存在しており、中核産業として地域経済を支えています。

 当ファンドは、両県に顧客基盤を有する十六銀行とDBJが連携することにより、優先株や劣後ローン等の金融サービスを組み合わせながら、航空機部品や自動車部品等の製造業を中心に、地域の中堅・中小企業へのサポート体制を強化するものです。当ファンドの趣旨に鑑み、DBJは「特定投資業務」として出資を予定しています。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後ともリスクマネーや成長資金の供給を通じて、地域経済の活性化や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

〔ファンドの概要(予定)〕 東海地域中核産業支援投資事業有限責任組合
 (1)ファンド総額30億円
 (2)組成日平成28年1月4日
 (3)出資者無限責任組合員(GP):十六リース株式会社
有限責任組合員(LP):DBJ 、株式会社十六銀行
 (4)期間投融資期間3年、存続期間10年
(但し、必要に応じて延長を行うこともあります)

〔当ファンドのスキーム図〕

〔当ファンドのスキーム図〕


【お問い合わせ先】
 東海支店業務課 電話番号052-589-6892
DBJ News一覧へ戻る