太平洋セメント(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-2年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、太平洋セメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:福田修二、以下「太平洋セメント」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めてのメニューです。

 太平洋セメントは、廃棄物の有効活用等を通じて環境負荷低減に大きく貢献するわが国セメント業界のリーディングカンパニーとして、持続可能な地球の未来を拓く先導役をめざし、経済の発展のみならず、環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行うことをグループの経営理念としています。

 今回の評価では、以下の点を高く評価しました。
(1)新たに策定した「CSR目標2025」により、長期的な定量目標を設定し、中期経営計画と一体的にCSRマネジメントを展開している点
(2)多様な廃棄物・副産物のセメント原燃料化を推進するとともに、省エネ設備の導入などにより、循環型社会の構築に大きく貢献している点
(3)石炭灰の高度利用や希少資源の回収を成長分野と位置づけ、研究テーマごとにロードマップを策定し、環境負荷低減に資する技術開発を推進している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第5部 電話番号03-3244-1620

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