北日本造船(株)に対し、「復興特区支援利子補給金制度」および「地域元気プログラム」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、北日本造船株式会社(本社:青森県八戸市、代表取締役社長:東徹、以下「当社」という。)に対し、「復興特区支援利子補給金制度」および「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「復興特区支援利子補給金制度」とは、東日本大震災の被災地の復興に向けて、地方公共団体が作成し国の認定を受けた復興推進計画の推進の中核となる事業に必要な融資に対して、国が利子補給金を支給することにより、事業の円滑な実施を支援する制度です。また、「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。東北支店では、「新しい東北の産業創成」というテーマに合致する生産・販売・経営面の先進的・創造的な取り組みを、情報面・資金面からサポートしています。

 当社は、昭和44年に設立されたケミカルタンカーを中心とした商船の造船事業者です。高い造船技術を背景に、ステンレス製タンク搭載のケミカルタンカーなど建造が難しい高付加価値船を手がけており、当社が建造するケミカルタンカーは国内外の海運会社や船主等から高い評価を得ています。
 本件はエコシップ需要や船舶の大型化への対応のため、青森県八戸市内において船体ブロック工場、研掃工場等の新設により増産体制を整備するものであり、「地域産業の高度化又は活性化に寄与する事業であって、雇用機会の創出に資するもの」として「復興特区支援利子補給金制度」の対象事業として認定され、DBJが「地域元気プログラム」の対象として融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 東北支店 企画調査課 電話番号022-227-8182
DBJ News一覧へ戻る