大和ハウス工業(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-最高ランクの環境格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:大野直竹、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、住宅総合メーカーとして、「環境と共生し人が心豊かに生きる社会」の実現に向けて、事業活動プロセスの効率化により環境負荷低減を図る「ECOプロセス」と、環境に配慮した住宅・建築物などの開発・普及を図る「ECOプロダクツ」の両面から環境経営を推進しています。

 今回の評価では、以下の点を高く評価しました。
(1)「環境中長期ビジョン2020」を基盤に事業戦略と一体的な環境行動計画を策定し、住宅や建築物のライフサイクルにおける環境負荷をゼロにすべく、創エネ・省エネ・蓄エネの実現やエネルギー管理システムを導入した「スマート&エコ商品」の普及を促進している点
(2)建物の長寿命化や中古住宅の再生販売などの住宅ストック事業や、都市部の生物多様性に配慮した環境緑化事業等、環境貢献型事業の拡大を図っている点
(3)木材調達や化学物質管理について独自のガイドラインを定めてアセスメントを実施するとともに包括的なCSR調達ガイドラインを制定し、環境・CSRに配慮したサプライチェーン構築に努めている点
(4)平成23年に広範なCSR課題の中からステークホルダーミーティングを活用して重点課題を特定し、CSR自己評価指標を見直すとともに、設定したKPI(8テーマ18課題40指標)により目標および成果を継続的に開示している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営の促進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 関西支店 業務第1課 電話番号06-4706-6452

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