薩摩酒造(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、薩摩酒造株式会社(本社:鹿児島県枕崎市、代表取締役社長:本坊浩幸、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。南九州支店では、「南九州「食、健康、環境・エネルギー」先進地域化プロジェクト」をテーマに、鹿児島県および宮崎県の企業に対して、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 当社は、芋焼酎の代表銘柄「さつま白波」を中心に全国展開する、老舗の本格焼酎メーカーです。鹿児島県産のさつま芋と国内産米だけを用いて造る芋焼酎のほか、麦焼酎、米焼酎、そば焼酎の本格焼酎に加え、さつま芋を使用した発泡酒や芋焼酎を使用した梅酒などの幅広い商品を製造しています。さつま芋の一大産地である南薩摩に位置する強みを活かし、自然と風土に根ざした本格焼酎の伝統文化を守りつつ、今後は新しい技術も積極的に取り入れながら、消費者品質を実現する味と香りの焼酎を全社員一丸となって造るというビジョンを掲げ、お客様に安心・安全で確かなものを届けています。現在は、40ヶ国以上の輸出実績を有し、海外における本格焼酎の拡販および認知度向上にも努めています。

 本件は、地域の産品を活用した商品販売を国内外に幅広く展開している当社の取り組みを「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 南九州支店 業務課 電話番号099-226-2666
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