三菱製紙(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-4年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、三菱製紙株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:鈴木邦夫、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。

 当社は、明治31年創立の製紙メーカーで、塗工印刷用紙やインクジェット用紙などを主力製品としています。「世界市場、技術力、地球環境のアプローチから、社会に貢献することを目指します」の企業理念に基づき、付加価値の高い紙製品を市場に供給するとともに、原料調達や環境配慮製品の創出等による循環型社会の構築に努め、本業を通じた環境活動を高い水準で実践しています。

 今回の格付では、以下の点を評価しました。
(1)原材料に森林認証材を積極的に使用した製品展開を行っていることに加え、認証制度自体の普及推進に注力している点
(2)パルプ・紙の製造過程で発生する副産物や廃棄物の有効利用などにより、本業を通じて循環型社会構築に貢献している点
(3)生物多様性保全の取り組みを通じて持続可能な調達を実践していることに加え、原材料調達・製品販売・物流等、サプライチェーン全ての段階において、取引先における人権配慮などのCSR 側面への配慮に努めている点

 その結果、当社は4年連続で「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第5部 電話番号03-3244-1620

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