ラクスル(株)の第三者割当増資引受けについて

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、フィデリティ投信が運用する複数のファンド及び既存株主である株式会社オプトホールディング、グローバル・ブレイン、GMO VenturePartners、Global Catalyst Partners Japanとともに、ラクスル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本恭攝、以下「当社」という。)の第三者割当増資を引き受けました。

 当社は、平成21年9月に設立され、ユーザー数約30万人を超える日本有数の印刷ECサイト「ラクスル」の企画・開発・運営を行っています。「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」をヴィジョンに掲げ、誰でも手軽に利用しやすいECサイトを通じて集まった印刷注文を、独自のITシステムを活用して全国の印刷会社と連携し最適に分配するシェアリングエコノミー型の事業モデルを採用しています。「ラクスル」は印刷物のデザインから配布までをワンストップで利用できる集客支援サービスも提供し、これにより印刷市場および中堅・中小企業を中心とするユーザーが各地域で行うプロモーション活動の一層の高度化を促進しています。

 本件は、「ラクスル」を通じた印刷ECおよび集客支援サービスのさらなる利便性向上と事業拡大を後押しすべく、ベンチャーキャピタル業務を行うDBJキャピタル株式会社と連係して、成長資金としての出資を行ったものです。DBJグループが保有するネットワークや情報力等を最大限に活用することで、今後も当社の取り組みを積極的に支援してまいります。

 DBJグループは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、良質なリスクマネーを提供することで、わが国の成長企業及び地域活性化に貢献する取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業投資部 電話番号03-3244-1140
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