(株)萬世閣に対し、(株)北洋銀行とともに成長資金供給のためのシンジケート・ローンを組成－北海道観光の振興に向けた協力連携協定の具体的な取り組みとして－

　株式会社日本政策投資銀行（代表取締役社長：柳正憲、以下「DBJ」という。）は、北海道（知事：高橋はるみ）、公益社団法人北海道観光振興機構（会長：堰八義博）、株式会社北海道銀行（頭取：笹原晶博）および株式会社北洋銀行（頭取：石井純二、以下「北洋銀行」という。）との間で平成29年2月に締結した北海道観光の振興に向けた協力連携協定の具体的な取り組みとして、株式会社萬世閣（本社：北海道虻田郡洞爺湖町、代表取締役：濱野清正、以下「当社」という。）に対し、北洋銀行と協働してシンジケート・ローンを組成しました。

　当社は、昭和16年に創業し、現在は洞爺湖温泉、登別温泉、定山渓温泉において大型ホテルを展開している温泉旅館事業者です。
　現在、当社では「大人が楽しむ至福の時間」、「外国ゲストが日本を感じる空間」、「大切な人と過ごす特別な時間」をコンセプトに、個人旅行客をターゲットとする洞爺湖万世閣東館のリニューアル投資等を計画しています。

　本件は、かかる当社の取り組みをファイナンス面で支援することにより、観光立国を掲げる北海道内の温泉観光地において、インバウンドを中心に拡大する宿泊需要に対し、宿泊施設を供給する当社の一層の経営安定化と財務基盤の強化を図るものであり、また、今後さらなる増加が予想される国内外の個人旅行客向けに高品質な客室等の供給を促進するものでもあることから、上記の協力連携協定の本旨に沿って北海道観光の振興に資すると考えています。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、地域経済の活性化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


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