(株)新日本コンサルタントにおける、グループ初の海外発電事業への取り組みに対し、優先株引受を決定-北陸初の「特定投資業務」に基づき、海外展開を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社新日本コンサルタント(本社:富山県富山市、代表取締役社長:市森友明、以下「当社」という。)の子会社であるニックスニューエネルギー株式会社(本社:富山県富山市、代表取締役社長:市森友明、以下「NNE」という。)に対し、「特定投資業務」に基づく優先株引受を実施するべく、NNEと株式投資契約を締結しました。

 当社は、「公共投資に創造力」を経営理念に掲げ、社会資本整備に対する付加価値ある技術サービスの提供を通じて社会貢献に取り組む建設コンサルタント会社です。小水力発電事業の事業性評価で国内トップクラスの実績とノウハウを有し、当社自らも自社事業として再生可能エネルギー事業に取り組むべく、2013年に設立したNNEを通じ、現在北陸地域において複数の発電所を設置・運営しています。

 本件は、当社グループがインドネシア現地法人を通じて水力発電事業に取り組むものであり(別紙参照)、当社のコンサルタント業務および国内での再生可能エネルギー事業で得た知見を活用した、当社グループとして初の海外投資案件です。DBJは、計画中の当該水力発電事業の高い事業性を評価し、当社グループの取り組みを金融面から支援します。具体的には、地域経済の活性化や企業の競争力強化に資する成長資金の供給を集中的に実施するための取り組みとして措置された「特定投資業務」を活用し、NNEへの優先株出資を実施、当社グループの財務基盤を強化することで、地域金融機関からのNNEへの資金供給の促進に貢献します。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

〔当社インドネシア水力発電事業の概要〕
所在インドネシアスマトラ島ブンクル州
設備出力約13.0MW
年間発電量約83,100MWh
着工2018年6月(予定)
稼働2020年7月(予定)

【お問い合わせ先】
   北陸支店 業務課 電話番号 076-221-9873

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