太平洋セメント(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施

-7年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原正文、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「持続可能な地球の未来を拓く先導役をめざし、経済の発展のみならず、環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行います。」という経営理念のもと、廃棄物や副産物の有効利用による環境負荷低減に取り組んでいます。また、2050年においてサプライチェーン全体としてのカーボンニュートラルの実現を目標に掲げてCO₂の分離回収や再利用に関する技術開発などの取り組みを進めています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1)全社横断的な「カーボンニュートラル戦略委員会」にて経営戦略と一体で脱炭素戦略について議論を重ねるとともに、2021 年4 月には脱炭素に向けた革新技術を早期に確立すべく、「カーボンニュートラル技術開発プロジェクトチーム」を新設するなど、着実に推進体制整備を進めている点
(2)高効率クリンカクーラーの導入等の既存技術の最大活用に加え、セメント製造時におけるCO2 分離回収やカルシウムカーボネートコンクリート等、革新的技術の研究開発の推進を対象としたCO2削減に向けた投資計画を策定し、インターナルカーボンプライシング制度の導入と組み合わせることで、当該計画の実効性を高めている点
(3)多様な廃棄物・副産物を代替原料や代替熱エネルギー源として受け入れるとともに、各素材メーカーが選好・忌避する物質の効率的な回収・利用を目指す静脈系の資源循環モデル「資源コンビナート(注)」構想に基づき、低温加熱脆化技術等の技術開発や業種横断的な連携促進など、持続可能な社会構築に向けた取り組みを牽引している点

 その結果、当社は7年連続で「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

 (注)「資源コンビナート」は当社登録商標であり、当社が打ち出したセメント産業を中心とした非鉄精錬、電炉、化学などの各種産業との連携による高度に発展した資源循環モデルです。




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