マテリアリティ(重要課題)

DBJグループでは、国際的なガイドラインを参照するだけでなく、グループを取り巻く様々なステークホルダーとの対話を重視し、マテリアリティを特定しています。あわせて、これまで時代に即したソリューションを提供し、社会の持続的発展に向けて注力してきた分野である「3つの重点領域」への理解を深め、マテリアリティへと昇華させています。今後も、ステークホルダーの皆様との対話を続けながら、経済価値と社会価値の両立に向け、定期的にマテリアリティの見直しを行う予定です。

DBJグループのマテリアリティ(経営上の重要課題)

持続可能な
インフラ形成

脱炭素に向けたトランジション

次世代に向けたインフラ構築

  • エネルギー分野におけるトランジションと安定供給の両立に向けた投融資
  • 水素・アンモニア等クリーンエネルギーの普及や次世代モビリティ等の社会実装
  • 共インフラ等の維持・更新に関する官民連携の推進
  • 経済・社会活動を支える自然資本・生物多様性・循環経済をテーマにした取組
産業の技術革新
及び再編成

イノベーション推進を通じた
日本の産業競争力強化

サプライチェーンの再編成

  • 新事業・事業再編・DXに向けた後押し、グローバル市場への水先案内
  • AI・ディープテック分野等のスタートアップ向け投資
  • ポストコロナ等を踏まえたサプライチェーン再構築
  • Spciety5.0投資等による経営サポート
潜在力を活かした
地域創生

地域の公正な移行

人口減少への対応

  • ステークホルダーとの連携・協働による地域未来像の創造
  • 脱炭素社会への公正な移行に向けた産業・地域の両観点からの提言・サポート
  • インバウンド回復など観光等の交流人口増加の後押し
  • 特色ある地域資源の発掘に向けたリスクマネー供給及びナレッジ提供
金融分野の
市場創造と
セーフティネット

金融市場のフロンティア拡大

スタビライザー機能発揮

  • サステナブルファイナンス市場等の拡大
  • ベンチャーキャピタル等への投資拡大、新金融手法によるリスクマネー供給
  • 民間金融機関等との協働による多様な投融資機会の提供
  • 危機対応業務等のセーフティネット機能の発揮

挑戦・協働の支援

職員の自己実現感向上

  • 職員やチーム単位での挑戦を支援する人事制度の実現
  • 実践的なOJTと豊富な研修機会を通じた人材の育成
  • 多様性を尊重し、職員の自立性・能動性が発揮できるような環境の整備

リスク対応力の強化

仕事の進め方改革

  • 投資業務の強化に応じた体制の整備、投資管理の高度化
  • 事業継続とサイバーセキュリティ態勢の整備・強化
  • 不断の業務の見直し、デジタル化を活用した業務の高度化
  • グループ一体運営の強化

マテリアリティの特定プロセス

国際的なガイドラインを参照するだけでなく、DBJグループを取り巻く様々なステークホルダーとの対話を重視し、マテリアリティを特定しています。あわせて、これまで時代に即したソリューションを提供し、社会の持続的発展に向けて注力してきた分野である「3つの重点領域」への理解を深め、マテリアリティへと昇華させています。
今後も、ステークホルダーの皆様との対話を続けながら、経済価値と社会価値の両立に向け、定期的にマテリアリティの見直しを行う予定です。

STEP1

3つの重点領域についての理解深耕

これまで果たしてきた役割や機能、実現した社会価値、将来の変化を踏まえ、「インフラ」「産業」「地域」の重点領域を設定していました。
これらは外部環境の変化のなかでも長期的に変わらないものであり、マテリアリティの特定においてもその重要性を再認識しています。

インフラ

エネルギーシステムの再構築、交通ネットワークの高度化、魅力ある街づくり

産業

新技術の事業化、生産性向上・競争力強化に向けた事業再構築、グローバル市場への事業展開

地域

地域特性に応じた産業振興、海外展開、インバウンド対応、事業承継

STEP2

ステークホルダーとの対話から課題項目を抽出

「ステークホルダーにとっての重要性」「DBJグループにとっての重要性」の2つの軸から分析した13項目の分布を表したマトリクス図。

お客様の課題に関するDBJグループ内ヒアリングや日本政府の基本方針などを通じて社会課題37項目を選定したうえで、それらの社会課題に対し「ステークホルダーにとっての重要性」「DBJグループにとっての重要性」の2つの軸から分析を実施し、13項目を抽出しました。

ステークホルダーにとっての重要性

各部・各支店・グループ各社へのアンケート調査に加えて、複数回実施した職員ミーティング及び役員ミーティング、有識者とのディスカッションを通じて定量評価を行い、SASBなどのガイドラインもあわせて参照

DBJグループにとっての重要性

各種資本における重要度を定量評価

  • SASB:Sustainability Accounting Standards Board(サステナビリティ会計基準審議会)

13項目をグループに分け、「脱炭素」「新事業創出」「人口減少」という3つの課題及び「金融市場・リスクマネー」という共通テーマを導出しました。

3つの課題と共通テーマのイメージ図。
STEP3

3つの重点領域と4つの課題テーマを結節

長期的に取り組む「3つの重点領域」と、ステークホルダーとの対話から整理された4つの「課題テーマ」を結節させるとともに、それらを支える基盤としての取組を補足しました。

3つの重点領域「インフラ、産業、地域」と4つの課題テーマ「脱炭素、新事業創出、人口減少、金融市場リスクマネー」の掛け合わせに、「基盤面:金融フロンティアに挑戦する人材育成、リスクマネー供給に向けた経営基盤強化」を足し合わせる構成図。3つの重点領域「インフラ、産業、地域」と4つの課題テーマ「脱炭素、新事業創出、人口減少、金融市場リスクマネー」の掛け合わせに、「基盤面:金融フロンティアに挑戦する人材育成、リスクマネー供給に向けた経営基盤強化」を足し合わせる構成図。

DBJはサステナブルな
取り組みに挑戦する
事業者を支援しています。

近年、気候変動の深刻化や社会課題の複雑化、デジタル化・GXを含む産業構造の急速な変革など、事業環境はかつてないスピードで変化しています。かかる中、企業は、環境変化を経営戦略に反映し、サステナビリティに関する課題に対応することが不可欠です。その際、重要となるのが社会課題の解決と持続的な成長の両立を目指す「サステナビリティ経営」であると、考えています。

DBJは、サステナブルファイナンスの提供に加え、サステナビリティ情報開示への対応、サプライチェーン全体の脱炭素化・持続可能な調達への対応など、サステナビリティに関する包括的なサポートを提供しています。今後とも「対話」を軸に、お客様の長期的な価値創造と持続可能な社会の形成に貢献してまいります。