マテリアリティ(重要課題)

DBJグループでは、国際的なガイドラインを参照するだけでなく、グループを取り巻く様々なステークホルダーとの対話を重視し、マテリアリティを特定しています。あわせて、これまで時代に即したソリューションを提供し、社会の持続的発展に向けて注力してきた分野である「3つの重点領域」への理解を深め、マテリアリティへと昇華させています。今後も、ステークホルダーの皆様との対話を続けながら、経済価値と社会価値の両立に向け、定期的にマテリアリティの見直しを行う予定です。

DBJグループのマテリアリティ(経営上の重要課題)

持続可能な
インフラ形成
  • エネルギー安定供給、インフラ強靭化等に一層注力
  • レジリエンスに一層注力、GX分野を含むGRIT戦略を推進
産業の技術革新
及び再編成
  • 業界再編・サプライチェーン再構築・スタートアップ(ディープテック含む)等、
    次世代に向けた成長と安心・安全な社会構築への貢献
  • 事業再編・中堅企業成長サポート等顧客起点の投資案件拡大
  • DBJコーポレートアドバイザリー㈱(M&Aアドバイザリー会社)新設等ソリューション提案強化
  • DBJ未来価値共創プログラム等顧客エンゲージメントに注力
  • AIバリューチェーンに対する投融資を強化
潜在力を活かした
地域創生
  • 地域(東京以外)の特長ある産業等へのリスクマネー供給
  • 地域課題解決に向けたソリューション・ナレッジ提供
    (産学官金連携、地域×トランジション、域外・海外をつなぐ機能等)
  • 地域における更なるプレゼンス向上・関係資本の強化
  • 支店の裁量を拡大し、「地域投資枠」を新設
金融分野の
市場創造と
セーフティネット
  • 特定投資業務を含むリスクマネー供給を更に加速、民間金融機関等との協働を一層強化
  • 上場市場対応への本格的取組
  • 防災、気候変動適応等におけるリスクファイナンスISO等新たな金融商品の開発
  • 自己投資と両輪をなすアセットマネジメント事業等の更なる成長
  • 危機対応業務等のセーフティネット機能の発揮
  • 総合力をベースに職員の希望と適性を踏まえた専門性涵養を目指す
  • そのためのローテーション確立等職員の活躍機会拡充のための施策や評価・処遇の枠組み見直し等適切に報いる制度の構築に着手
  • 中期的には職種・プロモーション・報酬等の枠組み見直しを含めた人事制度改革を検討
  • 賃上げ含め継続的な処遇改善を引き続き実施
  • グループ人事連携を推進し、グループ全体で職員の活躍機会を拡充
  • 投資ポートフォリオ経営の実現
    • 投資後のアセットバリュー拡大に一層注力
    • 個別案件毎の取組に加え、投資類型毎に水準・配分設定を行うことで能動的に投資ポートフォリオを構築
    • 投資ポートフォリオ全体でリスクを吸収すること等を通じ、更なるリスクテイク力の向上・投資収益力の強化を企図
  • グループ全体で投融資含む業務プロセスにおけるAI活用・DX推進、生産性向上
  • データ活用の高度化を含むグループ経営体制を強化

マテリアリティの特定プロセス

国際的なガイドラインを参照するだけでなく、DBJグループを取り巻く様々なステークホルダーとの対話を重視し、マテリアリティを特定しています。あわせて、これまで時代に即したソリューションを提供し、社会の持続的発展に向けて注力してきた分野である「3つの重点領域」への理解を深め、マテリアリティへと昇華させています。
今後も、ステークホルダーの皆様との対話を続けながら、経済価値と社会価値の両立に向け、定期的にマテリアリティの見直しを行う予定です。

STEP1

3つの重点領域についての理解深耕

これまで果たしてきた役割や機能、実現した社会価値、将来の変化を踏まえ、「インフラ」「産業」「地域」の重点領域を設定していました。
これらは外部環境の変化のなかでも長期的に変わらないものであり、マテリアリティの特定においてもその重要性を再認識しています。

インフラ

エネルギーシステムの再構築、交通ネットワークの高度化、魅力ある街づくり

産業

新技術の事業化、生産性向上・競争力強化に向けた事業再構築、グローバル市場への事業展開

地域

地域特性に応じた産業振興、海外展開、インバウンド対応、事業承継

STEP2

ステークホルダーとの対話から課題項目を抽出

「ステークホルダーにとっての重要性」「DBJグループにとっての重要性」の2つの軸から分析した13項目の分布を表したマトリクス図。

お客様の課題に関するDBJグループ内ヒアリングや日本政府の基本方針などを通じて社会課題37項目を選定したうえで、それらの社会課題に対し「ステークホルダーにとっての重要性」「DBJグループにとっての重要性」の2つの軸から分析を実施し、13項目を抽出しました。

ステークホルダーにとっての重要性

各部・各支店・グループ各社へのアンケート調査に加えて、複数回実施した職員ミーティング及び役員ミーティング、有識者とのディスカッションを通じて定量評価を行い、SASB※などのガイドラインもあわせて参照

DBJグループにとっての重要性

各種資本における重要度を定量評価

  • ※SASB:Sustainability Accounting Standards Board(サステナビリティ会計基準審議会)

13項目をグループに分け、「脱炭素」「新事業創出」「人口減少」という3つの課題及び「金融市場・リスクマネー」という共通テーマを導出しました。

3つの課題と共通テーマのイメージ図。
STEP3

3つの重点領域と4つの課題テーマを結節

長期的に取り組む「3つの重点領域」と、ステークホルダーとの対話から整理された4つの「課題テーマ」を結節させるとともに、それらを支える基盤としての取組を補足しました。

3つの重点領域「インフラ、産業、地域」と4つの課題テーマ「脱炭素、新事業創出、人口減少、金融市場リスクマネー」の掛け合わせに、「基盤面:金融フロンティアに挑戦する人材育成、リスクマネー供給に向けた経営基盤強化」を足し合わせる構成図。3つの重点領域「インフラ、産業、地域」と4つの課題テーマ「脱炭素、新事業創出、人口減少、金融市場リスクマネー」の掛け合わせに、「基盤面:金融フロンティアに挑戦する人材育成、リスクマネー供給に向けた経営基盤強化」を足し合わせる構成図。

DBJはサステナブルな
取り組みに挑戦する
事業者を支援しています。

近年、気候変動の深刻化や社会課題の複雑化、デジタル化・GXを含む産業構造の急速な変革など、事業環境はかつてないスピードで変化しています。かかる中、企業は、環境変化を経営戦略に反映し、サステナビリティに関する課題に対応することが不可欠です。その際、重要となるのが社会課題の解決と持続的な成長の両立を目指す「サステナビリティ経営」であると、考えています。

DBJは、サステナブルファイナンスの提供に加え、サステナビリティ情報開示への対応、サプライチェーン全体の脱炭素化・持続可能な調達への対応など、サステナビリティに関する包括的なサポートを提供しています。今後とも「対話」を軸に、お客様の長期的な価値創造と持続可能な社会の形成に貢献してまいります。