(株)yueによる銭湯の承継・リノベーション投資に向けた出資について
株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社yue(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大澤秀征、以下「yue」という。)が、2025年4月に廃業した銭湯「延命湯(大阪市福島区)」の事業承継及びリノベーションを行い、「しずのゆ福島」として新たに開業する目的で設立した子会社に対し、投資を実行いたしました。
yueは全国の銭湯の事業承継を行い、新たな温浴施設をつくることで事業拡大を進めるスタートアップ企業であり、銭湯の継業およびサウナ施設へのリノベーション実績を有しています。銭湯は1968年には全国に約18,000店(※全国公衆浴場組合の所属数)ありましたが、家庭用風呂の普及に加え、最近では後継者不足等の理由により、2025年4月時点で1,562件まで減少しています。yueは「都市の遺産を 社会の資産に」の企業パーパスのもと、事業継続に課題を抱える銭湯を承継し、効率的な運営方法の導入やサウナ施設へのリノベーションを通じて、銭湯をはじめとする日本の温浴文化の保存と発展を目指しています。
DBJは、本件が、銭湯という伝統的生活インフラに対してスタートアップ企業による経営革新を実現することにより、日本の温浴文化の発展的な保存のみならず、スタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用することとしました。また本件では、yueの投資リスク軽減を企図し、DBJの投資リターンが本件事業の収益に連動するスキームを採用しています。
DBJは、今後も「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した重点投資分野です。
【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455