芙蓉総合リース(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-11回連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:織田寛明、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「事業の領域拡大と更なる進化による新たな価値創造に果敢に挑戦し、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献する」というミッションを掲げ、その実践に向けて本業と一体的な環境経営を推進するとともに、具体的な取り組みや成果について積極的かつ継続的に情報開示を実施しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 主要な事業ドメインごとに2030年に目指す姿を新たに策定した上で、その実現に向けて優先的に取り組む課題としてマテリアリティの見直しを実施し、また非財務KPIと中期経営計画における目標を設定することで、社会価値と企業価値を同時に実現するためのCSV経営を深化させている点
(2) 省エネルギー設備のリース、グリーン電力供給(PPA)サービス、EVワンストップサービス、PC-LCM(ライフ・サイクル・マネジメント)サービスなど、顧客や社会の環境課題の解決に資するソリューションを幅広く提供するとともに、その普及拡大を図るため、営業部門に対する勉強会やインセンティブ設定といった施策を積極的に実施している点
(3) 資源循環社会実現への貢献として、リース返却物件に由来する廃プラスチックのマテリアル/ケミカルリサイクル率を2026年度までに100%とすることを掲げるだけでなく、サーキュラーエコノミー領域での新規事業創出を目指し、「サーキュラーエコノミー推進部」の新設を始めとする組織再編や、パートナー企業との連携強化などの取り組みを推進している点

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。これは、11回連続の最高ランク取得になります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1489

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