みやこ京大イノベーション3号投資事業有限責任組合への出資決定について-「特定投資業務」を活用したみやこキャピタル(株)が運営するVCへの出資-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、みやこキャピタル株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:岡橋寛明、以下「当社」という。)が組成するみやこ京大イノベーション3号投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 当社は、2013年9月に設立された京都大学の連携VCファンドを運営するベンチャーキャピタルです。これまでに京都大学との連携関係を活かした投資案件の発掘や、ベンチャー企業による大学の研究開発成果・知財の活用及び大学との共同研究の促進等を通じ、ベンチャー企業支援に努めてきました。

 当ファンドは、当社が設立した第3号ファンドです。ディープテック領域のシード・アーリーステージを中心とするベンチャーへの投資と京都大学との産学連携促進を含む経営支援への注力を掲げています。

 DBJは、本件に関し、当ファンドによる投資を契機に、投資先企業が当社のリソース・ネットワークを活用した経営革新を実現することにより、国内スタートアップ企業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用することといたしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。



【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 06-4706-6455

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