株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、マクセル株式会社(本社:京都府乙訓郡、取締役社長:中村啓次、以下「マクセル」という。)に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローン(以下「本ローン」という。)を実行しました。
本ローンは、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に基づき、貸付人であるDBJが対話を通じてマクセルのサステナビリティ経営高度化に資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」という。)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」という。)の設定を支援するとともに、貸付期間中の定期的な対話により、SPTの達成に向けた伴走を行う融資メニューです。
マクセルグループは、「環境活動による経済価値の創出」をマテリアリティ(重点課題)の一つに掲げ、事業成長及び収益力の強化と同時に、脱炭素社会及び循環型社会に貢献することを企図しています。
本ローンでは、マクセルグループの2050年度カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを支援すべく、マクセルグループにおけるCO₂排出量に関し、以下のKPI・SPTを設定しました。
KPI マクセルグループ※におけるCO₂排出量(Scope1・2)
※マクセル及び国内グループ会社(4社)
SPT KPIにつき2026年度に51,343t-CO₂に削減すること
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、サステナビリティ経営の実現に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
本ローンの「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」への準拠性について、詳細は関連PDF(対話報告書)をご参照ください。
【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455