株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、私募リートのサステナビリティ実現に向けた取組を支援するための枠組みとして、新たに「DBJ GRESB リンク・ローン・フレームワーク」(以下「本フレームワーク」という。)を策定しました。
本フレームワークは、不動産業界のサステナビリティ推進を支援すべく、立ち上げから間もない私募リートを対象に、GRESBリアルエステイト評価をKPIとするサステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」という。)(※1)を組成するために策定したものです。
GRESBは、実物不動産(不動産・インフラ)を開発・保有・運用する会社やファンドを対象に、ESGの取り組みやその進捗を測定する年次のベンチマーク評価及びその運営団体であり、グローバルでは2,000以上の企業・ファンドが、国内J-REIT市場の99%が参加する等、不動産サステナビリティベンチマークのグローバルスタンダードとして、投資家との対話や内部管理に活用されています。
私募リートの投資家層の拡大や持続的な成長において、サステナビリティ対応が重要である一方、先行する体制構築などの負担が立ち上げ期のリートにおける積極的な取り組みへのハードルとなっています。斯かる課題に対し、本フレームワークをDBJが策定することで、私募リートの負担を極小化しながら ESG対応と成長をサポートし、不動産投資市場の発展に寄与することを企図したものです。
なお、本フレームワークのサステナビリティ・リンク・ローン原則等への適合性に関して、株式会社格付投資情報センター(R&I)より第三者意見(※2)を取得しています。
DBJは、2011年のDBJ Green Building認証の創設以来、様々な取組みを通じて、我が国の不動産ESGの発展に貢献して参りました。今後も、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、不動産・都市開発を通じたサステナビリティ・GXの実現に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(※1)SLLは、借り手のサステナビリティ戦略と整合した「キー・パフォーマンス・インディケーター(KPI)」と「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)」を設定し、SPT に対する借り手のパフォーマンスと貸付条件を連動させ、SPT 達成への動機付けを与えることで、環境・社会課題の解決を通じた、持続可能な社会の実現と持続的な企業成長の両立を促進・支援することを目指すものです。
(※2)https://www.r-i.co.jp/rating/esg/index.html(別ウインドウで開く)
【お問い合わせ先】
アセットファイナンス部 電話番号 03-3244-1714