瀬戸内海の一般旅客定期航路を運航する事業者は、モータリゼーションの進展や島嶼部の人口減少等に伴う需要減に加え、人手不足や船舶の老朽化など内外に多くの経営課題を抱えており、社会インフラとしての役割も担うなか厳しい経営の舵取りを強いられています。そうしたなか、域外需要の取り込みに向け、国内クルーズを活発化させる動きが近年、加速しています。
当レポートでは、運航事業者やDMOなどへのヒアリングや各種データの分析を通して、瀬戸内海航路の現状を整理するとともに、観光需要のさらなる獲得に向けて必要と考えられる瀬戸内と関西の広域観光に関して、訪日外国人流動データを基に周遊分析を行い、今後の国内クルーズの活性化に向けた施策の提言を行っています。
2021年9月
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