最近の経済動向2024年10月

日本経済は、2024年4~6月期GDP2次速報が1次速報からやや下方修正となりましたが、消費が5四半期ぶりに増加するなど、自動車の生産停止による前期のマイナスを取り戻し、2四半期ぶりにプラス成長となりました。一方、足元ではサービス消費の持ち直しの一服や、高気温や台風などの外出控えで消費がもたつくなど、日本経済は足踏みが続いています。海外経済は、米国は足元で雇用の軟化などがあるものの、消費を中心に緩やかな成長が続いています。欧州は観光などのサービス輸出の増加などで、緩やかに回復しています。中国は年初にみられた成長の勢いが弱まり、持ち直しが緩やかになっています。