最近の経済動向2025年8月

 

 2025年4~6月期実質GDP(1次速報)は、前期比年率1.0%増と、設備投資や輸出の増加などにより5期連続で増加しました。日本経済は、消費などで一部に弱さがみられますが、緩やかに回復しています。
海外経済は、米国は底堅い成長が続くほか、欧州はインフレ鈍化などにより、緩やかに回復しています。中国は政策支援などを受け、持ち直しつつあります。日米関税交渉合意などにより、米国の関税政策の過度な懸念は和らいでいますが不透明感は高く、今後日本経済、海外経済とも減速することが懸念されます。