地域別設備投資計画調査(2012年6月)

日本政策投資銀行では、地域別設備投資動向の把握を目的として、「地域別設備投資計画調査(調査対象企業:原則として資本金1億円以上の民間法人企業)」を年1回発表いたしております。
今般、2011年度設備投資実績および2012・2013年度設備投資計画について調査結果をとりまとめましたので、その概要をご報告いたします。

概要

2012/2011年度地域別増減率の地図

2012年度の地域別設備投資計画は、電気機械などの減少により北陸と九州が減少するほかは、輸送用機械、一般機械、化学を中心に8地域で増加し、全国計では12.0%増と5年ぶりの増加になる。なお、2011年度は16.8%増となった東北は、製造業は震災復旧関連投資が一服するため減少に転じるものの、非製造業は安定供給に向けた電源投資などで増加するため、全産業では3.0%増と2年連続の増加となる。
製造業は、東北、北陸、九州の3地域で減少するが、その他の7地域では二桁増となる。全国計では18.1%増と5年ぶりの増加となる。
非製造業は、北海道、北陸、中国、四国の4地域で減少するが、その他の6地域で増加し、全国計では8.6%増と5年ぶりの増加となる。

2012年度地域別・業種別増減率の図

報告書

「地域別設備投資動向」は、調査レポ―ト第105号として発表

お問い合わせ

日本政策投資銀行 地域企画部 設備投資計画調査担当
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