第6回DBJサステナビリティボンドの発行について

~7年連続SRI債発行によりSRI債市場発展に貢献~

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、2020年10月15日に、第6回DBJサステナビリティボンド(第85回MTN)を発行しました。サステナビリティボンドとは、近年欧米を中心に発行が急増している社会的責任投資(SRI)債の一種であり、本件は、DBJとして7回目のSRI債の起債となります。

 環境面では、DBJは、1960年代後半からの公害対策を皮切りに、これまで約50年にわたり、環境対策事業に対して3兆円以上の投融資実績を有しています。2004年度には、「DBJ環境格付」融資の運用を開始したほか、2011年度には、「DBJ Green Building認証」制度の運用を開始し、環境面に配慮した取り組みを行っています(2020年3月末時点のDBJ環境格付融資累積融資額は1兆5,165億円、2020年7月末時点のDBJ Green Building認証物件数は773件)。
 社会面では、DBJは、阪神淡路大震災等の自然災害時にセーフティネット機能を発揮してきたほか、リーマンショックや新型コロナウイルス感染症といった危機への対応も行っております。

 昨今のSRI債需要の高まりを受け、DBJは2014年には初のグリーンボンドを、2015年からはサステナビリティボンドを毎年継続発行しています。2020年以降の新型コロナウイルスの感染拡大によりサステナブルファイナンス、特にその社会的な側面に注目が集まりました。係る状況下、高齢化、自然災害の多発及びインフラの整備等も含めた様々な社会的課題に対応するため、サステナビリティボンドフレームワークを更改し、気候変動の緩和、災害への耐性、ヘルスケアと社会福祉の環境面と社会面双方に焦点を当てたフレームワークに更改いたしました。なお、今次SRI債で調達された資金は、環境面及び社会面に対する資金に充当されます。

 本起債は、SRI投資家による継続的な投資ニーズに応えることを企図し、第6回DBJサステナビリティボンドを発行するものです。なお、プロジェクト選定や資金管理等の体制については、外部認証機関であるISS ESGよりオピニオンを取得しています。

 本起債では、Alliance Bernstein、Crédit Agricole SA、Danske Bank Asset Management、PFA Pension、Raiffeisen Capital Management、Schroders等のSRI投資家へ販売し、DBJ発行のユーロ建てSRI債としては、2018年のユーロ建てSRI債と並び過去最大規模の発行額となりました。投資家属性別販売構成は、中央銀行・公的機関24%、保険・年金5%、アセットマネジャー・ヘッジファンド58%、銀行13%となりました。また地域別販売構成は、欧阿中東88%、アジア・太平洋12%となりました。

 DBJは、サステナビリティ基本方針で掲げるサステナビリティ経営の一環として、今後も継続的にSRI債を発行していく方針です。企業理念「金融力で未来をデザインします」に基づき、SRI債市場の発展を推進するとともに、環境や社会に配慮した事業を行うお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


[本起債の内容]

発行体株式会社日本政策投資銀行
市場ユーロ市場
発行額700百万ユーロ
期間4年 (2024年10月15日償還)
表面利率0.010%
発行価格100.751%
上場ルクセンブルク証券取引所 Euro MTF
引受主幹事J.P. Morgan Securities plc
Crédit Agricole Corporate and Investment Bank
Daiwa Capital Markets Europe Limited
Merrill Lynch International
調印日2020年10月12日
払込日2020年10月15日
債券格付A1: Moody's, A: S&P

本報道発表文は、当行の社債の発行に際して一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。また、本報道発表文は、米国を含むあらゆる地域における同社債の募集を構成するものではありません。米国1933年証券法に基づいて登録を行うか又は登録の免除を受ける場合を除き、米国において同社債の募集又は販売を行うことはできません。米国において証券の公募が行われる場合には、米国1933年証券法に基づいて作成される目論見書が用いられます。なお、本件においては米国1933年証券法に基づく登録は行われません。



【お問い合わせ先】
   財務部 電話番号 03-3244-1820