危機対応業務としてのCP購入の開始について

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔)は、昨年12月19日に策定された「生活防衛のための緊急対策」(経済対策閣僚会議決定)において、CP(コマーシャルペーパー)市場の機能低下に対する手当に万全を期すため、危機対応業務の発動・拡充が示されたことを受け、通常業務の範囲内でCPの購入を行ってまいりましたが、本年1月30日にCP購入が危機対応業務に追加されたことを受け、今後は危機対応業務としてCP購入を行ってまいります。

 危機対応業務としてのCP購入の財源は、株式会社日本政策金融公庫が発行する政府保証CPとなりますが、当行は、同公庫から25日に当該資金を借り入れ、今月中にもCP購入を開始する予定としております。

 なお、これまでの通常業務としてのCP購入累計額は3,120億円になります。

 当行は今後とも、金融危機対応融資やCP購入を通じて、機動的かつ効果的な資金供給を行うことにより、企業の資金繰り確保や業況回復等を支援してまいります。

※危機対応業務とは、株式会社日本政策金融公庫法に基づき、内外の金融秩序の混乱、大規模災害等の危機発生時において、日本政策金融公庫からの信用供与等を受け、政府が指定する金融機関(指定金融機関)が、危機の被害に対処するために必要な資金を供給する業務です。


【お問い合わせ先】

経営企画部 広報・CSR室  電話番号03-3244-1180
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