価値創造プロセス

DBJグループが目指すサステナビリティ経営とは、持続可能な社会の実現に向けて、投融資一体やコンサルティング・アドバイザリーなどの特色を活かしたビジネスモデルに基づく事業活動を通じて、経済価値と社会価値の両立を目指す取り組みです。あわせて、ステークホルダーとの協働・対話を通じて、価値創造プロセスの継続的な改善に努め、サステナビリティ経営の高度化を図りながら、創出価値の更なる拡大に向けた取り組みを推進します。

使命
Mission
ビジョン2030
Vision
注力する3つの重点領域
インフラ再構築・強化
エネルギーシステムの再構築、交通ネットワークの高度化、魅力ある街づくり
産業の創造・転換と成長
新技術の事業化、生産性向上・競争力強化に向けた事業再構築、グローバル市場への事業展開
地域の自立・活性化
地域特性に応じた産業振興、海外展開、インバウンド対応、事業承継
サステナビリティ経営
DBJグループの経営資源
  • 財務資本
  • 人的資本
  • 知的資本
  • 関係・社会資本
サステナビリティ経営
社会やお客様の課題解決に貢献する
投融資一体の金融サービス
  • リスクマネーの供給
  • 多様な投融資機会の創出
  • ナレッジの提供と応用
  • 危機対応の適切な遂行
    • 融資
    • 投資
    • コンサルティング・アドバイザリー
    • アセットマネジメント
    • 特定投資
    • 危機対応
コーポレート・ガバナンスと
リスク管理
長期にわたる
不断の協働・
対話
アドバイザリー・ボード
モニタリング・ボード
ステークホルダー・コミュニケーション
  • お客様
  • 地域
  • 従業員
  • 金融機関
  • 投資家
  • 株主 等

サステナビリティ経営で重点領域の課題解決に貢献

DBJグループは、これまで果たしてきた役割やステークホルダーとの対話を踏まえて設定した重点領域(インフラ・産業・地域)のお客様に対し、リスク・アペタイトに沿った投融資一体の金融サービスとコンサルティング・アドバイザリーサービスなどを提供するほか、投資家のお客様に対してもシンジケーションや資産運用サービスを提供しています。お客様が直面する様々な課題解決に向けて、プロフェッショナルとして創造的なソリューションを提供することで、「持続可能な開発目標(SDGs)」とも整合するサステナブルな社会づくりに貢献していきます。

経済価値と社会価値の両立を目指す

DBJグループは、現在の業界・お客様の抱える課題に加え、今後の社会の急速な変化やそれに伴う業界・お客様の変化についてDBJグループとしての仮説やあるべき姿を検討し、それらに応じたソリューションを提案・提供することで、新たに日本経済・社会の柱となり得る産業・取り組みを創造していきます。

また、株式会社日本政策投資銀行法(DBJ法)の法定業務として、大規模災害や金融市場の不安定化などが生じた場合、機動的に適切な危機対応業務を実施していきます。

このように、お客様と社会のニーズを踏まえ、新たな産業・取り組みの創造と危機時の対応という両面からDBJグループの取り組みを遂行することで、社会の持続的成長に貢献します。このDBJグループの特色あるビジネスモデル遂行のためには、それを支える特色ある経営資源の形成が不可欠です。DBJグループでは、健全な財務資本を確保することは当然として、長期的な財務価値創造能力に影響する人的・知的・関係社会資本といった非財務資本をそれぞれ定義し、財務・非財務の資本の価値を統合的に高めていきます。

ステークホルダーとの協働・対話を通じて、サステナビリティ経営の基盤を構築

DBJグループ独自の価値創造プロセスであるサステナビリティ経営の継続的な改善に向けて、様々なステークホルダーの皆様と協働・対話を行っていきます。その一つとして、取締役会の諮問機関であるアドバイザリー・ボード、特定投資業務モニタリング・ボードにて、社外有識者及び社外取締役といった第三者視点からの助言をいただいています。また、お客様、地域、金融機関、投資家、株主等のステークホルダーの皆様との日頃の業務を通じた協働・対話により、DBJグループに今後も期待される役割について再確認し、DBJグループとしての今後のあるべき姿について継続的な検討を行っています。